カカオニブ

カカオニブ

原料の説明

チョコレートやココアの原料となるカカオ豆。
カカオ豆を発酵、乾燥、焙煎し、外殻を取り除いたものが[カカオニブ]です。
ローチョコレートなどのお菓子作りにもよく使用されています。

古代メソアメリカ文明、マヤやアステカの文明で神聖な植物とされ、カカオ豆は「神々の食べ物」として珍重されていました。

16世紀にスペインの探検家がカカオをヨーロッパに持ち帰り、やがてカカオはヨーロッパ全土に広まりました。当初は高級な飲み物として貴族や王室で愛され、徐々に固形チョコレートの形で加工されるようになりました。

カカオニブの水色

※原材料1g/お湯(100℃)/1分間蒸らした時の水色です。

カカオニブの基本情報

原産国:スリランカ
英名:Cacao
学名:Theobroma cacao
科目:アオイ科
部位:実
別名:カカオノキ/ココア/ココアノキ

カカオニブの風味は?

カカオニブは、深いビター感が特徴的で、カカオ豆の豊かな風味を持っています。

その味わいは、ナッツのような香ばしさを感じさせる一方で、微かなフルーティーさや甘さも併せ持っています。

また、時にはスパイシーなニュアンスや、土の香りが感じられることもあり、全体として非常に複雑で奥行きのある味わいを楽しむことができます。

カカオニブに含まれる成分

【ポリフェノール】

・フラバノール
・プロシアニジン
・フェルラ酸
・クロロゲン酸

【カフェイン】

【脂肪酸】

・オレイン酸
・飽和脂肪酸(パルミチン酸)

【ミネラル】

・マグネシウム
・鉄分
・亜鉛
・カルシウム

【ビタミン】

・ビタミンB群

【アミノ酸】

・リシン
・トリプトファン
・アルギニン
・グルタミン酸
・アスパラギン酸

カカオニブと相性の良い原料

・ペパーミント
・紅茶
・シナモン
・クローブ
・オレンジピール
・ハイビスカス

カカオニブを使ったおすすめレシピ

注意事項

カフェインが含まれているため敏感な方、妊娠中や授乳中の方は注意が必要です。 血液凝固障害のある方は使用を控えることが推奨されます。

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