ヒース
原料の説明
花だけでなく、茎や柄を含みます。
優しい梅のような甘酸っぱい香りとクセのない味のハーブティー。
美しいお肌の代名詞。
ローズヒップと合わせて飲むのもおすすめです。
ヒースは主にヨーロッパの寒冷な地域、特にスコットランドやアイルランド、北欧などで自生しており、これらの地域では古くから薬草として利用されてきました。
スコットランドの高地では、ヒースは自然豊かな風景の象徴であり、その花や葉を使ったお茶が伝統的に親しまれてきました。
ヒースは抗炎症作用や利尿作用を持つとされ、昔から聴覚・尿器系のトラブルや風邪の予防に利用されてきました。
ヒースティーは、民間療法として体を温めたり、体内の水分を排出する目的で飲まれてきた歴史があります。
19世紀になると、ヨーロッパ全土でハーブ療法への関心が広がり、ヒースも注目されました。
現代においても、ヒースは健康をサポートするハーブティーとして、特に自然療法やハーブ療法を取り入れる目的で人々の間で利用されています。
ヒースの水色
ヒースの基本情報
原産国:ウクライナ
英名:Heather/Heath
学名:Calluna vulgaris
科目:ツツジ科
部位:花と葉
別名:ヘザー/ギョリウモドキ
ヒースの風味は?
ヒースの風味は非常に控えめで、ヒース自体は強い香りを持っていませんが、
花には控えめなフロー香りと、淡い草原のような風味があり、主張しないながらも豊かな自然を感じられます。
他のハーブと合わせることでより豊かなティーブレンドを楽しめるハーブです。
ヒースの主な成分
[ポリフェノール]
・ケルセチン
・ミリセチン
・カテキン
・アルブチン
・プロアントシアニジン
[タンニン]
[アルカロイド]
・エリコリン(エルゴクリン)
[サポニン]
[フェノール類]
・カフェイン酸
・クロロゲン酸
[ビタミン]
[ミネラル]
・カルシウム
・カリウム
・鉄
[フィトケミカル]
・ウソール酸
ヒースと相性の良い原料
・カモミール
・ラベンダー
・ローズレッドペタル
・ペパーミント
・レモンバーム
・シナモン
・ジンジャー
・カルダモン
・紅茶
※ドライハーブは天産物です。
栽培地の環境によって色や形状が写真と違う場合がございます。予めご理解賜りますようお願い申し上げます。
注意事項
酸性尿を引き起こす薬剤と一緒に投与すると抗菌力の低下の可能性があります。
一覧で探す