ステビア
原料の説明
ステビアは「シュガープラント」とも呼ばれ、葉から抽出される成分は非常に甘く、伝統的に現地では甘味料や薬草として使用されてきました。
ステビアはカロリー0で血糖値への影響が少ないため、糖分の摂り過ぎが気になるけれど、甘いものを摂りたいという方に非常におすすめです。
ステビアの甘さは砂糖の約50倍から300倍と言われています。
具体的な甘さの強さは、使用するステビアの品種や抽出方法によって異なることがありますが、一般的には砂糖よりも遥かに強い甘味を持っています。
そのため、少量で十分な甘さを得ることができます。
ステビアは南米パラグアイ原産の植物で、先住民によって「甘い葉」として知られ、古くから甘味料として使用されてきました。
18世紀にはヨーロッパに伝わり、19世紀に入ってからはその甘味成分が注目され、食品業界での利用が始まりました。近年では、カロリーゼロの自然な甘味料として人気が高まり、健康志向の消費者に支持されています。
ステビアの水色
ステビアの基本情報
原産国:中国
英名:Stevia
学名:Stevia rebaudiana
科目:キク科
部位:葉
別名:アマハステビア、シュガープラント
ステビアの風味は?
ステビアは砂糖の約200~300倍の甘さを持っています。
この甘さはステビアに含まれる「ステビオール配糖体」の中のレバウディオシドAの強い成分が強いためです。
ステビアの香りは控えめでブレンドする際には主張はしないので幅広くお茶やハーブ、スパイスにも合わせることができます。
中でも酸味やスパイシーな原料と合わせることでバランス良い味わいを表現することができます。
強い甘みが特徴で、砂糖と比べて「クリーンでシャープな甘味」と表現されます。
砂糖のような重たさやカラメル感は控えめで、さっぱりとした甘味と、後味として優しい薬草のような風味が感じられます。
ブレンドする際は0.1gでもしっかり甘味を感じることができ、一緒にブレンドメインとなる原料の香りを引き立たせてくれます。
ステビアの主な成分
[ステビオール配糖体]
・ステビオシド
・レバウディオシドA~F
・レバウディオシドM
・デュルコシドA
[フラボノイド類]
・ケルセチン
・ケンぺロール
[クロロフィル]
[フェノール酸]
・カフェ酸
・クロロゲン酸
[タンパク質]
[ビタミン]
・ビタミンC
・ビタミンA
・ビタミンB群:リボフラビン(ビタミンB2)、葉酸
[ミネラル]
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・鉄
・亜鉛
・リン
[多糖類]
[リグナン]植物性ポリフェノールの一種
[フィットケミカル](植物化学物質)
ステビアと相性の良い原料
甘味を出したい時、どの原料にもプラスすることができます。
強い甘味を保つため少量(0.1g/1杯)からブレンドすることをお勧めします。
※ドライハーブは天産物です。
栽培地の環境によって色や形状が写真と違う場合がございます。予めご理解賜りますようお願い申し上げます。
ステビアを使ったおすすめレシピ
注意事項
キク科の植物にアレルギーがある人は注意が必要です。
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