短い秋があっという間に過ぎようとしています。夏の間息をひそめていた食欲が、ぐっと増してくる時期でもありますね。
食事がおいしいというのはとても幸せなことですが、急増した食事量に胃腸がびっくりしてしまったり、ボディラインも気になるところ。
今日は食欲の秋を安心して楽しむためのハーブやスパイスのお話をします。
ハーブにはチンキ剤や軟膏剤などいろいろな使い方がありますが、どなたにでも簡単にできるのがハーブティーを飲むことでしょう。
ハーブたちの個性的なお味や香りが楽しめるのも魅力です。
ハーブティーでリラックスしながら、植物のチカラを感じてみましょう。
食欲の秋を安心して楽しむためのハーブやスパイスたち
胃腸のスッキリ感を感じたい時
胃腸のトラブルを緩和したい時
- ジャーマンカモミール…気分を穏やかにして、食後のスッキリ感をサポート。
- ペパーミント…食後の不快感をサポートし、健康的な食欲のために。
- アルテア…胃を優しく労わる成分で健やかな毎日へ
- ウスベニアオイ…胃を優しくいたわる成分で健やかな毎日へ。
- フェンネル…心地よいお腹の環境づくりに。
理想のボディラインを目指したい時
- ダンディライオン…食物繊維やミネラルを多く含みます。
- ローズヒップ…豊富なビタミンCやフラボノイド、ペクチンを含みます。
- マルベリー…ボディラインが気になる時に、食事の直前に。
- ハイビスカス…植物酸やミネラルを含有します。
- ネトル…ビタミン・ミネラルを豊富に含有します。
- マテ…カフェインがスッキリとしたボディラインをサポート。
ハーブティーを楽しむ上で注意していただきたいこと
作用には個人差があります。
また、同じ人が飲んでも体調によって異なる反応が出る場合もあります。
通院されている方や薬を服用されている方、妊娠中・授乳中の方は、飲用前に必ず医師や薬剤師にご相談ください。
また、お年寄りやお子さまには、様子を見ながら少量から始めてください。
ハーブティーは、健康維持・疾病予防・美容を目的としたものであり、病気を治すものではないということをご理解ください。
ハーブティーでマインドフルネスな時間を
私はハーバリストという立場上、つい成分や効能にばかり目がいってしまうのですが、実はハーブの一番の薬効は、自然の恵みに感謝しながら丁寧にティーを淹れる、自分だけの良質な時間…今日の自分を労い、明日の自分を応援してくれるひとときなのです。
ハーブの香りで深呼吸をして、ハーブの個性を味わい、茶葉やティーの美しさを愛でる。それは究極のマインドフルネス。
まずはお気に入りの椅子に腰かけて、ティーカップ片手に秋の夜長をのんびりと過ごしてみませんか。
高橋克弥先生のプロフィール
【高橋克弥(たかはしかつみ)】
1974年愛知県名古屋市生まれ。
会社員をしながらハーバリスト、ハーブティーアーティスト、リース作家などとして活動する複業家/ミクソロジーティーペアリング協会インストラクター。
豊富なハーブ・医学の知識を活かしてメディカルハーブ講座を開く一方、ペアリングティーの技術を磨き、飲食店やホテル、サロンへの卸売やレシピ開発も手掛けています。
高橋克弥先生の活動やハーブについてもっと知りたい方はこちらの高橋克弥先生のHPもご覧ください。
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