レモンバーム

レモンバーム

原料の説明

レモンバームはシソ科の多年草ハーブで、食べ物や飲料の香り付けや、ハーブとして医療に利用されてきました。
葉の形はミントにも似ており、シトラールなどの製油成分を含み、レモンを思わせる香りがあるのが特徴です。

レモンバームは古代ギリシャやローマの時代から薬草として利用されてきました。
特に中世ヨーロッパでは、修道院の庭で育てられ、心を落ち着けるハーブとして用いられていました。

16世紀に入り、医師たちがレモンバームの薬効を評価し、ストレスや不眠、消化不良の改善に使われました。

今日では、リラックス効果や爽やかな香りを持つハーブティーとして世界中で親しまれています。

レモンバームの水色

※原材料1g/お湯(100℃)/1分間蒸らした時の水色です。

レモンバームの基本情報

原産国: ブルガリア
英名:Lemon Balm
学名:Melissa officinalis
科目:シソ科
部位:葉
別名:セイヨウヤマハッカ/コウスイハッカ/メリッサソウ/メリッサ

レモンバームの風味は?

レモンのような爽やかさと、フレッシュな草原を思わせるスッキリした香りが特徴です。
ブレンドする際は苦味やクセが少なく、レモン感をプラスしたいときに邪魔せず足すことができます。

レモンに似た香りがあるものの酸味がなく飲みやすいハーブで、ハイビスカスを一緒にブレンドすることでフレッシュレモンを表現することも!?

レモンバームの主な成分

[精油成分]

・シトロネラール
・リナロール
・ゲラにオール
・メルセノール
・カンファー
・β-カリオフィレン

[フラボノイド]

・ヘスペリジン
・ルテリオン

[タンニン]

・カテキン

[有機酸]

・クエン酸
・リンゴ酸

[ビタミン]

・ビタミンC

[ミネラル]

・カルシウム
・マグネシウム

レモンバームと相性の良い原料

・ペパーミント
・レモングラス
・バジル
・タイム
・ローズマリー
・ジンジャー
シナモン
紅茶
ローズヒップ
・ゴツコラ
・カモミール
・パッションフラワー
・ローズレッドペタル
・アンゼリカ
・セントジョーンズワート
・ラベンダー
・ダンデライオン
・ラズベリーリーフ
・エキナセア
・ジャスミン
・ハイビスカス
・エルダーフラワー
・リコリス
・ステビア
・マリーゴールド

※ドライハーブは天産物です。
栽培地の環境によって色や形状が写真と違う場合がございます。予めご理解賜りますようお願い申し上げます。

レモンバームを使ったおすすめレシピ

注意事項

抗甲状腺薬などとの併用は避けてください。 ごく稀にアレルギー反応を示す人もいる為、初めて使用する場合は少量から始めることを推奨されています。

他の原料を探す