パッションフラワー

パッションフラワー

原料の説明

パッションフラワーは、つる性の植物で、美しい花が特徴です。
花は時計のような形をしており、紫色や白色の花びらを持つことが多いです。


南アメリカを中心に分布していますが、温暖な気候の地域で広く栽培されています。

16世紀にスペインの宣教師たちが南アメリカで発見し、花の形状がキリストの受難(Passion)を象徴すると考えたため、”パッションフラワー”と名付けられました。

その後、アメリカ先住民の間で鎮静や睡眠促進、痛みの緩和などの薬草として利用され、ヨーロッパに伝わった後も、民間療法でストレスや不眠症の治療に使われ、現代でもハーブティーやサプリメントとして人気があるハーブです。

パッションフラワーの水色

※原材料1g/お湯(100℃)/1分間蒸らした時の水色です。

パッションフラワーの基本情報

原産国:イタリア
英名:Passionflower
学名:Passiflora incarnata
科目:トケイソウ科(Passifloraceae)
部位:葉、茎、花
別名:チャボトケイソウ、時計草、メイポップ

パッションフラワーの風味は?

パッションフラワーの風味はパッションフルーツのようなフルーティな甘酸っぱさ、豊かな花の香り、軽いハーバルな味わい、ほんのり心地よい苦味が特徴です。

パッションフラワーはその風味と香りから、ハーブティーやブレンドティーの一部として人気があります。

パッションフラワーの主な成分

【ポリフェノール】

【フラボノイド】

・カンフェロール
・ケルセチン
・アピゲニン
・ルテリオン

【アルカロイド】

・ハルモニン

【有機酸】

・シトリック酸

【ビタミン】

・ビタミンC
・ビタミンA

【ミネラル】

・マグネシウム
・カルシウム

【その他の成分】

・タンニン

パッションフラワーと相性の良い原料

・カモミール
・ラベンダー
・ジンジャー
・ペッパー(ブラック)
・レモンバーム
・レモングラス
・レモンマートル
・オレンジピール
・ルイボス
・ハイビスカス
・ローズヒップ
・紅茶
・ローズレッドペタル
・セントジョーンズワート
・タイム
・マリーゴールド
・ダンデライオン

※ドライハーブは天産物です。
栽培地の環境によって色や形状が写真と違う場合がございます。予めご理解賜りますようお願い申し上げます。

他の原料を探す