
カフェインって身体に良いの?悪いの?
「カフェインは身体に良い」
「いや、カフェインは身体に悪い」
このような情報を、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
SNSやインターネットでは、「コーヒーは健康に良い」「カフェインは危険だからやめた方がいい」など、さまざまな情報があふれています。
しかし、実際のカフェインは「良い」「悪い」と一言で判断できるものではありません。
カフェインには眠気を抑えたり集中力を高めたりする働きがある一方で、摂り過ぎると睡眠や体調に影響を及ぼすこともあります。
つまり、大切なのは「カフェインを避けること」ではなく、「自分に合った量や飲み方を知ること」です。
また、「紅茶はカフェインが多いから控えた方がいい」と思われることがありますが、実際に他の飲み物と比較すると、意外な事実も見えてきます。
この記事では、厚生労働省や食品安全委員会、欧州食品安全機関(EFSA)などの公的機関が公表している情報を参考にしながら、
- カフェインの働き
- 身体へのメリット・デメリット
- 1日にどのくらいまでなら安心して摂取できるのか
- 紅茶・コーヒー・緑茶・エナジードリンクなどのカフェイン量の違い
- 妊娠中・妊活中の考え方
- カフェインが気になる方でも紅茶を楽しむ方法
を、紅茶工場の視点も交えながら、できるだけわかりやすく解説します。
カフェインについて正しく理解し、自分のライフスタイルに合ったお茶の楽しみ方を一緒に見つけていきましょう。
カフェインとは?まず知っておきたい基本知識
カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶、カカオなどに天然に含まれている成分です。
「眠気覚まし」というイメージが強いかもしれませんが、実は植物が自分自身を守るために作り出した天然の苦味成分(アルカロイドの一種)でもあります。
つまり、人工的に作られたものではなく、自然界にもともと存在する成分なのです。
植物はなぜカフェインを作るの?
コーヒーの木や茶の木は、自分で動くことができません。
そのため、葉や種を虫や動物に食べられないよう、自らを守る仕組みが必要です。
そこで役立っていると考えられているのがカフェインです。
カフェインの苦味には昆虫などを遠ざける働きがあるとされており、植物が生き残るための「天然の防御成分」の一つと考えられています。
私たち人間は、その植物が作り出した成分を、コーヒーや紅茶、お茶として楽しんでいるというわけです。
カフェインはなぜ眠気を覚ますの?
私たちの脳では、活動時間が長くなるにつれて「アデノシン」という物質が増えていきます。
アデノシンは脳に「そろそろ休みましょう」というサインを送り、眠気やリラックスを促す働きがあります。
カフェインは、このアデノシンが結合する受容体に先回りして結合することで、アデノシンの働きを一時的に抑えます。
その結果、
- 眠気を感じにくくなる
- 集中しやすくなる
- 頭がすっきりしたように感じる
といった変化が起こると考えられています。
カフェインは悪者ではありません
「カフェイン=身体に悪い」というイメージを持つ方もいますが、それは少し誤解があります。
カフェインそのものが悪いのではなく、摂取量や飲むタイミング、体質によって身体への影響が変わるのです。
例えば、朝の1杯の紅茶やコーヒーで気分がすっきりする方もいれば、夕方以降に飲むと眠れなくなる方もいます。
つまり、大切なのは「カフェインを避けること」ではなく、自分に合った量や飲み方を知ることです。
同じ茶葉でもサイズによって味や抽出の仕方が変わります。
詳しくは『PEKOE・BOP・Dとは?』の記事をご覧ください。

次の章では、カフェインにはどのようなメリットがあるのか、研究で報告されている内容をもとに見ていきましょう。
カフェインにはどんなメリットがある?
「カフェイン」と聞くと、「身体に悪い」「できるだけ控えた方がいい」といったイメージを持つ方も少なくありません。
しかし、カフェインは適量であれば、私たちの心身にさまざまな良い働きをもたらすことが研究で報告されています。
もちろん、効果の感じ方には個人差があり、飲む量やタイミングも重要です。

ここでは、代表的なメリットをご紹介します。
眠気を抑え、すっきりとした気分をサポート
カフェインの最もよく知られている働きが、眠気を感じにくくすることです。
前の章でご紹介したように、カフェインは脳内で眠気を引き起こす「アデノシン」の働きを一時的に抑えることで、頭がすっきりしたように感じやすくなります。
朝の一杯の紅茶やコーヒーで気持ちを切り替えたいときに、多くの人が利用している理由の一つです。
集中力や注意力をサポートする可能性
カフェインの摂取によって、集中力や注意力、反応速度が向上する可能性があることも報告されています。
そのため、
- 勉強
- デスクワーク
- 長時間の運転
- 会議や試験
など、集中したい場面で取り入れている方も少なくありません。
ただし、摂り過ぎると落ち着かなくなったり、不安感が強くなったりする場合もあるため、適量を心掛けることが大切です。
運動前のパフォーマンスをサポート
スポーツの分野でも、カフェインはよく利用されています。
研究では、カフェインが交感神経を刺激し、運動時のパフォーマンスや持久力をサポートする可能性が報告されています。
そのため、マラソンやサイクリングなどの持久系スポーツでは、運動前にコーヒーや紅茶を飲む方もいます。
もちろん、競技や体質によって感じ方は異なるため、自分に合った量を見つけることが大切です。
気分転換やリフレッシュにも
仕事や家事の合間に紅茶やコーヒーを飲むと、「ホッとする」と感じる方も多いでしょう。
これは香りや温かさだけでなく、カフェインによる作用も関係していると考えられています。
カフェインを適量摂取することで、気分が前向きになったり、疲労感が軽減したように感じたりする可能性があることも報告されています。
大切なのは「適量」を守ること
ここまでご紹介したメリットは、適量を摂取した場合に期待される働きです。
たくさん飲めば飲むほど効果が高くなるわけではありません。
むしろ摂り過ぎると、睡眠への影響や動悸、不安感などが現れることもあります。
つまり、カフェインは「身体に良い」「身体に悪い」と単純に判断するものではなく、量や飲み方によって付き合い方が変わる成分なのです。
朝や日中の紅茶の楽しみ方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
次の章では、カフェインを摂り過ぎた場合に起こり得るデメリットや注意点について詳しく見ていきましょう。
カフェインのデメリットとは?
カフェインには眠気を抑えたり、集中力をサポートしたりする働きがある一方で、摂り過ぎると体調に影響を及ぼすことがあります。
ただし、これらはすべての人に同じように起こるわけではありません。
年齢や体質、体重、飲む量、飲む時間帯によって感じ方は大きく異なります。
ここでは、カフェインを摂り過ぎた場合に起こる可能性がある代表的な影響をご紹介します。
睡眠の質が低下することがある
カフェインは眠気を感じにくくするため、夕方以降や就寝前に摂取すると、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする場合があります。
一般的に、カフェインの半減期(体内の濃度が半分になるまでの時間)は約3〜5時間とされています。
そのため、就寝時間が近い場合は、カフェインを含む飲み物を控えると安心です。
動悸や不安感を感じることがある
一度に多くのカフェインを摂取すると、
- 心臓がドキドキする(動悸)
- 落ち着かない
- 手が震える
- 不安感が強くなる
といった症状が現れることがあります。
特にエナジードリンクやカフェイン入りサプリメントなどを短時間で複数摂取することは避けましょう。
胃への刺激になることも
カフェインには胃酸の分泌を促す働きがあるため、空腹時に濃いコーヒーや紅茶を大量に飲むと、胃が荒れたり、胃の不快感を覚えたりする方もいます。
胃が弱い方は、食後に飲んだり、濃さを調整したりすると飲みやすくなるでしょう。
カフェインの感じ方には個人差がある
同じ量のコーヒーや紅茶を飲んでも、
- 夜でもぐっすり眠れる人
- 少量でも眠れなくなる人
がいます。
これは、体質やカフェインを分解する速度に個人差があるためです。
また、妊娠中や肝機能が低下している場合は、体内にカフェインが長く残ることも報告されています。
「周りの人は大丈夫だから自分も大丈夫」と考えるのではなく、自分の体調に合わせて調整することが大切です。
「摂り過ぎ」が問題なのであって、カフェイン自体が悪いわけではありません
カフェインは、適量であれば多くの方が日常的に楽しんでいる成分です。
大切なのは、「カフェインが入っているから危険」と考えるのではなく、自分に合った量や飲み方を知ることです。
次の章では、実際に1日どのくらいまでなら安心して摂取できるのかを、公的機関が示している目安をもとにわかりやすく解説します。
カフェインは1日どのくらいまでなら大丈夫?
「カフェインは身体に悪い」と聞くことがありますが、実際には摂取量が重要です。
適量であれば、多くの健康な成人にとって大きな問題はないとされています。
日本ではカフェインの摂取量に関する法律上の基準は設けられていませんが、厚生労働省では欧州食品安全機関(EFSA)や米国食品医薬品局(FDA)などの公的機関が示す情報を紹介しています。
一般的な目安は次のとおりです。
| 対象 | 1日の摂取目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 健康な成人 | 約400mgまで | 多くの健康な成人では、この範囲内であれば安全性に大きな問題はないとされています。 |
| 妊婦・授乳中の方 | 約200〜300mgまで | 胎児や乳児への影響を考慮し、一般成人より少ない量が推奨されています。 |
| 子ども・青少年 | 体重1kgあたり約3mgまで | 年齢や体格によって適量が異なるため、摂り過ぎには注意が必要です。 |
※これらは健康な方を対象とした一般的な目安です。持病がある方や治療中の方は、医師などの専門家へご相談ください。
紅茶なら何杯くらい飲める?
「400mg」と言われても、実際にはどのくらいなのかイメージしにくいかもしれません。
一般的な紅茶は150mlで約45mgのカフェインが含まれているとされています。
つまり、単純計算では健康な成人の目安(約400mg)までは、およそ8〜9杯程度となります。
もちろん、これは一日の合計量を単純計算した目安です。
コーヒーや緑茶、チョコレート、エナジードリンクなど、他の食品からもカフェインを摂取するため、実際にはそれらも含めて考えることが大切です。
一度に大量に飲むことは避けましょう
1日の合計量だけでなく、「短時間にまとめて飲むこと」もおすすめできません。
例えば、
- エナジードリンクを立て続けに飲む
- コーヒーを短時間で何杯も飲む
- カフェイン入りサプリメントと併用する
といった飲み方は、動悸や不安感、吐き気などの原因になることがあります。
カフェインは、一度に大量に摂るのではなく、適量を時間を空けながら楽しむことが大切です。
大切なのは「我慢すること」ではありません
「カフェインが入っているから紅茶は飲まない方がいい」と考える必要はありません。
大切なのは、自分の体質やライフスタイルに合わせて量を調整することです。
朝や昼に紅茶を楽しみ、夜はデカフェやハーブティーを選ぶなど、飲み分けることで無理なくカフェインと付き合うことができます。
夜にも紅茶を楽しみたい方は、カフェインを減らす方法を紹介したこちらの記事も参考にしてください。

次の章では、紅茶やコーヒー、玉露、エナジードリンクなど、身近な飲み物にどのくらいカフェインが含まれているのかを比較してみましょう。
紅茶・コーヒー・お茶・エナジードリンクのカフェイン量を比較
「紅茶はカフェインが多いから身体に悪い」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、実際に身近な飲み物を比較してみると、そのイメージは少し変わるかもしれません。
下の表は、公的機関が公表している資料などをもとにした一般的な目安です。
| 飲み物・食品 | カフェイン量(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 🟥 玉露 | 約160mg /100ml | お茶の中では最も多い |
| 🟥 エナジードリンク | 約32〜300mg /1本 | 商品によって大きく異なる |
| 🟧 コーヒー(抽出) | 約60mg /100ml | マグカップ1杯(約200ml)で約120mg |
| 🟨 紅茶 | 約30mg /100ml | カップ1杯(約150ml)で約45mg |
| 🟩 煎茶 | 約20mg /100ml | 日常的に飲みやすい |
| 🟩 ウーロン茶 | 約20mg /100ml | 食事との相性も良い |
| 🟩 マテ茶 | 約20mg /100ml前後 | 南米で親しまれるお茶 |
| 🟦 コーラ | 約10mg /100ml | 清涼飲料水にも含まれる |
| 🍫 高カカオチョコレート | 約70〜120mg /100g | お菓子からも摂取することがある |
※数値は厚生労働省、内閣府食品安全委員会などの資料をもとにした一般的な目安です。抽出方法や製品によって異なります。
「紅茶はカフェインが多い」は本当?
この表を見ると、「紅茶はカフェインが多い」というイメージを持っていた方は、少し意外に感じたかもしれません。
実際には、玉露やコーヒーと比べると、紅茶のカフェイン量は比較的控えめです。
もちろんカフェインは含まれていますが、「カフェインが多い飲み物」というよりも、適量であれば日常生活に取り入れやすい飲み物といえるでしょう。
また、紅茶は香りを楽しみながらゆっくり飲むことが多く、一度に大量に飲むケースは比較的少ないという特徴もあります。
そのため、多くの方にとっては、コーヒーやエナジードリンクよりもカフェイン量を調整しやすい飲み物の一つです。
最もカフェインが多いお茶は「玉露」
「お茶ならどれも同じくらい」と思われがちですが、実は玉露はお茶の中でも特にカフェインが多いことで知られています。
その理由は、玉露ならではの栽培方法にあります。
玉露は収穫前の一定期間、茶畑に覆いをかけて日光を遮る「被覆(ひふく)栽培」で育てられます。
日光を遮ることで、旨味成分であるテアニンが多く残る一方、茶葉にはカフェインも多く蓄えられるため、濃厚な旨味と高いカフェイン量が特徴になります。
「お茶だから安心」と思って玉露をたくさん飲むと、コーヒー以上のカフェインを摂取してしまう場合もあるため、飲み過ぎには注意しましょう。
カフェイン量だけで飲み物を選ぶ必要はありません
カフェインが多い飲み物が悪く、少ない飲み物が良いということではありません。
大切なのは、
- 自分の体質
- 飲む時間帯
- 1日に飲む量
に合わせて選ぶことです。
例えば、
- 朝はコーヒーで目を覚ます
- 昼は香りを楽しみながら紅茶を飲む
- 夜はデカフェ紅茶やハーブティーに切り替える
といったように、生活スタイルに合わせて飲み分けることで、無理なくカフェインと付き合うことができます。
次の章では、「カフェインはいつまで体に残るの?」という疑問について、半減期をもとにわかりやすく解説します。
カフェインはいつまで体に残る?知っておきたい「半減期」
「夕方にコーヒーを飲んだら、夜になっても眠れなかった。」
そんな経験はありませんか?
これは気のせいではなく、カフェインが体内に残っていることが関係している可能性があります。
そこで知っておきたいのが、「半減期(はんげんき)」という考え方です。
半減期とは?
半減期とは、体内に取り込まれたカフェインの量が半分になるまでの時間のことです。
健康な成人では、一般的に約3〜5時間とされています。
例えば、午後3時に120mgのカフェインを摂取した場合、半減期が4時間だとすると、体内には次のように残ります。
| 時間 | 体内に残るカフェイン量(例) |
|---|---|
| 午後3時 | 約120mg |
| 午後7時 | 約60mg |
| 午後11時 | 約30mg |
| 午前3時 | 約15mg |
※数値は半減期4時間で計算したイメージです。実際の半減期には個人差があります。
このように、夕方に飲んだカフェインが、就寝時間になっても体内に残っていることは珍しくありません。
半減期には個人差があります
カフェインの分解速度は、人によって大きく異なります。
例えば、
- 年齢
- 体質
- 喫煙習慣
- 肝機能
- 服用している薬
などによって、半減期は変化すると考えられています。
また、妊娠中はカフェインの分解がゆっくりになり、半減期が8〜10時間以上になる場合もあると報告されています。
そのため、妊娠中は一般の成人よりもカフェイン摂取量に配慮することが推奨されています。
夜ぐっすり眠りたい方は「6〜8時間前」が目安

睡眠への影響をできるだけ少なくしたい場合は、就寝予定時刻の6〜8時間前を目安に、カフェインを含む飲み物を控えると安心です。
例えば、
- 就寝が23時なら、15〜17時頃まで
- 就寝が22時なら、14〜16時頃まで
を一つの目安にするとよいでしょう。
もちろん、これはあくまで一般的な目安です。
夕方に紅茶を飲んでも問題なく眠れる方もいれば、お昼過ぎの一杯でも眠れなくなる方もいます。
大切なのは、「自分はどのくらい影響を受けやすいか」を知ることです。

紅茶を楽しむ時間を工夫するだけでも変わる
「カフェインが気になるから紅茶をやめよう」と考える必要はありません。
例えば、
- 朝はストレートティーを楽しむ
- 昼はアイスティーでリフレッシュする
- 夜はデカフェ紅茶やハーブティーに切り替える
このように飲み分けるだけでも、紅茶を無理なく楽しむことができます。
次の章では、妊娠中や妊活中の方が気になる「カフェインとの付き合い方」について、公的機関の考え方をもとにわかりやすく解説します。
妊娠中・妊活中・授乳中はカフェインをどう考えればいい?
妊娠中や妊活中になると、「紅茶は飲んでも大丈夫?」「カフェインは赤ちゃんに影響しない?」と心配になる方も多いでしょう。
結論から言うと、カフェインを完全に避けなければならないというわけではありません。
一方で、妊娠中はカフェインが体内に長く残りやすくなることが知られており、公的機関でも一般の成人より摂取量を控えることが勧められています。

妊娠中はカフェインの分解がゆっくりになる
健康な成人では、カフェインの半減期は一般的に約3〜5時間です。
しかし、妊娠中は体内でカフェインを分解する速度が遅くなり、半減期が8〜10時間以上になることもあると報告されています。
つまり、朝に飲んだカフェインが夜まで体内に残ることも珍しくありません。
このため、妊娠中は摂取量だけでなく、飲むタイミングにも配慮すると安心です。
妊婦さんの摂取量の目安
厚生労働省では、海外の公的機関の情報として、妊婦さんのカフェイン摂取量は1日約200〜300mgまでを目安とする考え方を紹介しています。
例えば、一般的な紅茶(約150mlで約45mg)であれば、
- 1〜2杯程度であれば比較的少ない量
- コーヒーや緑茶、チョコレートなど、他の食品から摂るカフェインも合計して考える
ことが大切です。
なお、これは一般的な目安であり、体質や体調には個人差があります。
不安がある場合は、かかりつけの医師や助産師へ相談しましょう。
妊活中はどう考えればいい?
妊活中については、妊娠中ほど明確な基準は設けられていません。
ただし、妊娠の可能性がある時期からカフェインの摂り過ぎに気を付けるという考え方もあります。
そのため、
- コーヒーを何杯も飲む習慣がある方は少し減らしてみる
- 夜はデカフェ紅茶やハーブティーを選ぶ
など、無理のない範囲で調整すると続けやすいでしょう。
授乳中も「合計量」を意識しましょう
授乳中に摂取したカフェインは、一部が母乳へ移行するとされています。
そのため、授乳中も妊娠中と同様に、摂り過ぎには注意することが勧められています。
紅茶だけでなく、
- コーヒー
- 緑茶
- エナジードリンク
- コーラ
- チョコレート
などもカフェインを含むため、1日の合計量を意識すると安心です。
無理に我慢し過ぎる必要はありません
「妊娠したら紅茶は一切飲めない」と思ってしまう方もいますが、必要以上に神経質になる必要はありません。
大切なのは、
- 飲み過ぎないこと
- 他の飲み物との合計量を考えること
- 自分の体調に合わせること
です。
カフェインが気になる日は、デカフェ紅茶やカフェインを含まないハーブティーなどを取り入れることで、紅茶の時間を楽しみながら無理なく続けることができます。
カフェインが気になる日は、デカフェ紅茶という選択肢もあります。
次の章では、「カフェインが気になる方でも紅茶を楽しむ方法」をご紹介します。
カフェインが気になる方でも紅茶を楽しむ5つの方法
「紅茶は好きだけど、カフェインが気になる…。」
そんな方でも、少し工夫するだけで紅茶を楽しむことはできます。
ここでは、無理なくカフェインと付き合うための5つの方法をご紹介します。
① 飲む時間を工夫する
カフェインは摂取してすぐに体外へ排出されるわけではなく、体内に数時間残ります。
そのため、夜の睡眠が気になる方は、朝から昼にかけて紅茶を楽しむのがおすすめです。
一方で、夕方以降はデカフェ紅茶やカフェインを含まない飲み物へ切り替えることで、睡眠への影響を抑えやすくなります。
🍵 夜にも紅茶を楽しみたい方へ
カフェインをできるだけ控えたい方には、デカフェ紅茶も人気があります。
香りや味わいを楽しみながら、カフェイン摂取量を抑えたい方におすすめです。
② 蒸らし時間を必要以上に長くしない
カフェインは、お湯に溶け出す成分の一つです。
そのため、必要以上に長時間蒸らすと、カフェインだけでなく渋み成分も多く抽出されることがあります。
もちろん、茶葉の種類や好みによって適した蒸らし時間は異なりますが、パッケージなどで推奨されている時間を目安に淹れると、香りや味わいのバランスを楽しみやすくなります。
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「紅茶のカフェインを減らす方法」
③ 一日の合計量を意識する
カフェインは紅茶だけに含まれているわけではありません。
例えば、
- コーヒー
- 緑茶
- 玉露
- エナジードリンク
- コーラ
- チョコレート
など、さまざまな食品から摂取しています。
「紅茶を飲んだから今日はもうダメ」と考えるのではなく、1日の合計量を意識することが大切です。
④ 夜はルイボスティーやハーブティーに切り替える
「夕食後にも温かい飲み物を飲みたい。」
そんな方には、カフェインを含まないルイボスティーやハーブティーも人気があります。
その日の体調や気分に合わせて、
- 朝:紅茶
- 昼:アイスティー
- 夜:ルイボスティーやハーブティー
というように飲み分けることで、無理なくティータイムを楽しめます。
🌿 夜のティータイムに人気
カフェインを控えたい方には、ルイボスティーやカモミールティーも選ばれています。
⑤ お気に入りのティーポットで「ゆっくり楽しむ」
紅茶の魅力は、カフェインだけではありません。
お湯を注ぎ、茶葉がゆっくり開いていく様子や、立ちのぼる香り、季節によって変わる味わいも紅茶を楽しむ時間の一つです。
お気に入りのティーポットやティーカップを使うだけでも、自然とゆっくり味わう習慣が身につき、一度にたくさん飲み過ぎることも少なくなるでしょう。
🫖 紅茶をもっと楽しみたい方へ
茶葉がゆっくり開くガラス製ティーポットは、初心者にも人気があります。
「我慢する」のではなく、「上手に付き合う」ことが大切
カフェインは、決して「悪いもの」ではありません。
飲む量や時間帯を少し意識するだけで、多くの方は無理なく紅茶を楽しむことができます。
自分の生活リズムに合わせて飲み方を工夫しながら、毎日のティータイムを楽しんでみてください。
次の章では、この記事でよくある質問をまとめてご紹介します。
よくある質問(FAQ)
Q1. 紅茶はコーヒーよりカフェインが多いですか?
いいえ。一般的には、コーヒーの方が紅茶よりカフェインを多く含んでいます。
目安として、コーヒーは100mlあたり約60mg、紅茶は約30mgです。ただし、抽出方法や茶葉・豆の種類によって変わるため、あくまで一般的な目安と考えましょう。
Q2. 夜に紅茶を飲むと眠れなくなりますか?
人によって異なります。
カフェインは健康な成人でも約3〜5時間体内に残るとされているため、カフェインに敏感な方は夕方以降の紅茶で寝つきに影響が出ることがあります。
夜に紅茶を楽しみたい方は、デカフェ紅茶やルイボスティーなどを選ぶのも一つの方法です。
Q3. デカフェとカフェインレスは同じですか?
似ていますが、厳密には意味が異なります。
- デカフェ:もともとカフェインを含む飲み物から、カフェインを取り除いたもの
- カフェインレス:カフェインを減らした飲み物を指すことが多い
- ノンカフェイン:もともとカフェインを含まない飲み物
商品によって表示基準が異なる場合もあるため、購入時はパッケージを確認すると安心です。
Q4. 子どもは紅茶を飲んでも大丈夫ですか?
紅茶にはカフェインが含まれているため、小さなお子さんは飲み過ぎに注意が必要です。
年齢や体重によって適量は異なるため、日常的に大量に飲むことは避け、気になる場合は小児科医などへ相談すると安心です。
Q5. ミルクティーにするとカフェインは減りますか?
ミルクを加えても、カフェインの量そのものはほとんど変わりません。
ただし、ミルクを加えることで一杯あたりの紅茶の量が少なくなる場合や、味わいがまろやかになるため、飲みやすく感じる方もいます。
Q6. アイスティーとホットティーでカフェイン量は変わりますか?
同じ量・同じ条件で抽出した場合、大きな違いはありません。
ただし、抽出時間や茶葉の量、お湯の温度などによってカフェインの抽出量は変わるため、作り方によって多少の差が生じることがあります。
Q7. カフェインを減らしたい場合、一番簡単な方法は何ですか?
一番取り入れやすい方法は、
- 飲む時間を朝〜昼にする
- 夜はデカフェ紅茶やルイボスティーへ切り替える
- 1日の合計摂取量を意識する
ことです。
無理に紅茶をやめるのではなく、自分の生活スタイルに合わせて飲み方を工夫することで、無理なく楽しむことができます。
まとめ|カフェインは「悪いもの」ではなく、上手に付き合うことが大切
「カフェインは身体に良いの?悪いの?」
その答えは、「どちらとも言えない」というのが最も正確です。
カフェインには、
- 眠気を感じにくくする
- 集中力をサポートする
- 気分をリフレッシュする
といったメリットがある一方で、摂り過ぎると睡眠や体調に影響することがあります。
つまり、重要なのは「カフェインを避けること」ではなく、自分に合った量や飲むタイミングを知ることです。
紅茶はコーヒーや玉露と比べると、カフェイン量は比較的控えめです。
朝や昼のリラックスタイムに楽しんだり、夜はデカフェ紅茶やハーブティーへ切り替えたりと、ライフスタイルに合わせて飲み分けることで、無理なく紅茶を楽しむことができます。
紅茶は、香りや味わいを楽しみながら、ほっと一息つける飲み物です。
カフェインだけに目を向けるのではなく、毎日の暮らしを少し豊かにしてくれる一杯として、ぜひ上手に取り入れてみてください。
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この記事の監修
BlenteaLab.(VALUE SALES JAPAN株式会社)
スリランカのグループ会社(工場・茶園運営:VALUE PLANTATION Co.Ltd,)から高品質な茶葉を直接輸入・卸販売する紅茶専門店。
農園での栽培・製茶から日本国内での販売まで一貫して携わる「現場の知識」をベースに、紅茶やハーブの正しく美味しい楽しみ方を発信しています。