
「子どもが紅茶を飲みたがるけれど、飲ませても大丈夫?」
「コーヒーは何歳から飲めるの?」
「ミルクティーやカフェオレなら子どもでも大丈夫?」
家族で紅茶やコーヒーを飲んでいると、子どもが「自分も飲んでみたい」と興味を持つことがあります。
しかし、紅茶やコーヒーには「カフェイン」が含まれています。
子どもは大人より体が小さいため、同じ1杯を飲んでも体重1kgあたりのカフェイン摂取量は大きくなります。
そのため、「○歳になったら自由に飲んでOK」と年齢だけで判断するのではなく、
・年齢
・体重
・飲む量
・飲み物の濃さ
・飲む時間帯
・そのほかの食品から摂っているカフェイン
まで含めて考えることが大切です。
この記事では紅茶工場の視点から、紅茶やコーヒーは子どもが飲んでも大丈夫なのか、何歳頃から考えられるのか、紅茶・コーヒー・緑茶・烏龍茶にはどのくらいカフェインが含まれているのかを分かりやすく解説します。
紅茶やコーヒーは子どもが飲んでも大丈夫?
子どもにカフェイン飲料が一律禁止されているわけではない
まず知っておきたいのは、「子どもは紅茶やコーヒーを一口でも飲んではいけない」というわけではないことです。
一方で、大人と同じ感覚で毎日何杯も飲ませてよいということでもありません。
特に注意したいのがカフェインです。
カフェインには覚醒作用があり、摂りすぎると眠れない、落ち着かない、心拍数が増えるなどの影響が現れることがあります。
子どもは大人より体重が軽いため、同じ量のカフェインを摂取した場合でも体重1kgあたりの摂取量が多くなります。
そのため、紅茶やコーヒーを飲ませる場合は「大人の1杯」を基準に考えないことが重要です。
大人よりカフェインの影響に注意したい理由
例えば、カフェイン30mgを摂取したとします。
体重60kgの大人なら体重1kgあたり0.5mgですが、体重20kgの子どもなら1.5mgです。
同じ30mgでも、体重あたりで考えると3倍になります。
さらにカフェインへの感じ方には個人差があり、少量でも寝つきが悪くなったり、落ち着かなくなったりする子どももいます。
「ほかの子が飲んでいるから大丈夫」ではなく、その子自身の体格や反応を見ることが大切です。
「何歳から?」だけでは判断できない
子どもの紅茶やコーヒーについて調べると、
「紅茶は3歳から」
「コーヒーは10歳から」
といった情報を見かけることがあります。
しかし、「○歳になったら普通の紅茶やコーヒーを飲んでも大丈夫」という日本共通の明確な年齢基準があるわけではありません。
むしろ重要なのは、
「何歳か?」
だけではなく、
「その子の体重に対して、どのくらいのカフェインを摂っているか?」
という考え方です。
▶︎ カフェインって身体に良いの?悪いの?メリット・デメリットと上手な付き合い方を紅茶工場が解説

子どものカフェインは1日どのくらいまで?
子どものカフェイン量は体重で考える方法がある
日本では、子どものカフェインについて国として一律の摷取上限が設定されているわけではありません。
一方、海外の公的機関では子どものカフェイン摂取量について目安を示しているところがあります。
例えばカナダ保健省では、18歳までの子ども・青少年について、
「体重1kgあたり1日2.5mg」
を推奨上限として示しています。
つまり体重20kgなら、
20kg × 2.5mg = 50mg
体重30kgなら、
30kg × 2.5mg = 75mg
という計算になります。
ただし、これは「ここまで積極的にカフェインを摂ってよい」という意味ではありません。
あくまでカフェイン摂取量を考える際の目安として捉えることが大切です。
年齢別に示されている目安もある
食品安全委員会が紹介しているカナダ保健省の目安では、次のような数値が示されています。
4〜6歳:45mg/日
7〜9歳:62.5mg/日
10〜12歳:85mg/日
これを見ると、
「10歳なら85mgまで飲んで大丈夫なんだ」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、この数値は「85mgのカフェインを毎日摂ることをおすすめしている」という意味ではありません。
カフェインは紅茶やコーヒーだけでなく、さまざまな食品から摂取する可能性があります。
紅茶やコーヒー以外のカフェインも合計して考える
子どもが摂取する可能性があるカフェインは、紅茶やコーヒーだけではありません。
例えば、
・緑茶
・烏龍茶
・コーラ
・チョコレート
・ココア
・エナジードリンク
などにも含まれる場合があります。
「今日は紅茶を1杯しか飲んでいない」
と思っていても、チョコレートやコーラなどからカフェインを摂取していることがあります。
特に注意したいのがエナジードリンクです。
製品によってカフェイン量が大きく異なるため、子どもが飲む場合には紅茶やコーヒー以上に慎重に考える必要があります。
紅茶とコーヒーにはどのくらいカフェインが入っている?
子どもにお茶を飲ませる際に意外と見落としやすいのが「烏龍茶」です。
麦茶と同じような感覚で飲んでいる家庭もあるかもしれませんが、烏龍茶は紅茶や緑茶と同じチャノキ(Camellia sinensis)から作られるお茶なので、カフェインを含んでいます。
一般的な抽出液100mlあたりの目安を比較すると、次のようになります。
| 飲み物 | カフェイン量の目安(100mlあたり) |
|---|---|
| コーヒー | 約60mg |
| 紅茶 | 約30mg |
| 煎茶(緑茶) | 約20mg |
| 烏龍茶 | 約20mg |
| 麦茶 | 0mg |
| ルイボスティー | 0mg |
※カフェイン量は茶葉や豆の種類、使用量、抽出温度、抽出時間などによって変化します。
コーヒーは紅茶よりカフェイン量が多くなりやすい
上の目安では、コーヒーは100mlあたり約60mg、紅茶は約30mgです。
つまり同じ100mlを飲んだ場合、コーヒーは紅茶より多くのカフェインを摂取する可能性があります。
特に子どもの場合、大人と同じサイズのマグカップでコーヒーを飲ませると摂取量が大きくなりやすいため注意が必要です。
烏龍茶にもカフェインが含まれている
意外に見落とされやすいのが烏龍茶です。
烏龍茶はノンカフェイン飲料ではありません。
一般的な目安では100mlあたり約20mgのカフェインを含み、煎茶と同程度です。
例えば500ml飲めば、単純計算では約100mgになることも考えられます。
「お茶だから大丈夫」ではなく、子どもが日常的に飲む飲料については、そのお茶にカフェインが含まれているか確認しておくと安心です。
同じ紅茶でもカフェイン量は変わる
紅茶のカフェイン量は常に一定ではありません。
・使用する茶葉の量
・茶葉の種類
・お湯の温度
・抽出時間
・飲む量
などによって変化します。
特に濃く抽出した紅茶や、ティーバッグを長時間入れっぱなしにした紅茶では、一般的な数値よりカフェイン摂取量が多くなる可能性があります。
水出し紅茶ならカフェインゼロになる?
「熱湯を使わなければカフェインは出ないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、水出し紅茶もカフェインゼロになるわけではありません。
抽出条件によって量は変わりますが、水でも時間をかければカフェインは抽出されます。
そのため、子ども用だからといって「水出しならカフェインを気にしなくていい」と考えないようにしましょう。
▶︎ 水出し紅茶は危険?普通の茶葉で作る際に知っておきたい注意点と安全な作り方

紅茶は何歳から飲める?
乳幼児に無理に紅茶を飲ませる必要はない
「何歳から紅茶を飲ませればいいですか?」
と聞かれることがあります。
しかし、乳幼児の水分補給を目的として、わざわざカフェインを含む普通の紅茶を選ぶ必要はありません。
日常の水分補給であれば、その年齢に適した飲み物を基本とし、紅茶は成長してから嗜好品として楽しむという考え方で十分です。
未就学児ならどう考える?
「3歳になったから普通の紅茶を1杯飲ませても大丈夫」
と単純に考えるのはおすすめできません。
未就学児が家族のティータイムなどで紅茶を飲みたがる場合には、
・量を少なくする
・薄めにする
・午後遅くや夜を避ける
・デカフェを選ぶ
などの方法があります。
重要なのは「何歳になったか」だけでなく、実際にどれくらいのカフェインを摂取するのかです。
小学生なら紅茶を飲める?
小学生になると体格も大きくなりますが、大人と同じように自由にカフェインを摂ってよいわけではありません。
例えば100mlの紅茶に約30mgのカフェインが含まれると仮定すると、200mlなら約60mgです。
これは7〜9歳について示されている1日62.5mgという目安にかなり近い量になります。
さらにその日にコーラやチョコレートなどを摂っていれば、1日のカフェイン量はさらに増えます。
そのため、
「小学生なら紅茶1杯OK」
ではなく、
「その1杯に何mgくらい含まれているのか」
まで考えることが大切です。
コーヒーは何歳から飲める?
コーヒーにも「○歳からOK」という明確な線引きはない
コーヒーについても、
「10歳になったら飲める」
「中学生からなら大丈夫」
という明確な日本共通の基準があるわけではありません。
年齢だけでなく、体重や飲む量、カフェインへの感受性などを考える必要があります。
コーヒーはカフェイン摂取量が多くなりやすい
一般的な目安では、コーヒーは100mlあたり約60mgのカフェインを含みます。
150mlなら単純計算で約90mgです。
子ども向けに示されている海外のカフェイン摂取量の目安と比較すると、大人用のコーヒー1杯がかなり大きな割合を占める場合があります。
そのため、小さな子どもに大人と同じ濃さ・同じ量のコーヒーを与えることは避けた方がよいでしょう。
子どもがコーヒーを飲みたがったら?
「お父さん、お母さんと同じコーヒーを飲んでみたい」
という子どももいるでしょう。
その場合は、普通のコーヒーをそのまま1杯与えるのではなく、
・デカフェコーヒーを選ぶ
・コーヒー自体の使用量を少なくする
・量そのものを少なくする
などの方法があります。
ミルクを多くしたカフェオレにする方法もありますが、ここで一つ覚えておきたいことがあります。
「牛乳を入れても、すでに入っているカフェインが消えるわけではない」
ということです。
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なぜ子どもはカフェインに注意した方がいいの?
睡眠への影響に注意
子どものカフェインで特に注意したいのが睡眠です。
カフェインには覚醒作用があるため、摂取する量や時間帯によっては寝つきが悪くなったり、睡眠に影響したりする可能性があります。
成長期の子どもにとって睡眠は非常に重要です。
紅茶やコーヒーを飲ませるのであれば、「飲めるかどうか」だけでなく「夜きちんと眠れるか」という視点も持っておきましょう。
落ち着かない・動悸などを感じることも
カフェインを多く摂取すると、
・落ち着かない
・興奮する
・心拍数が増える
・胃が不快になる
・眠れない
などの症状が現れることがあります。
カフェインへの感受性には個人差があります。
少量でも影響を感じる場合には、無理に飲ませる必要はありません。
午後遅くから夜のカフェインは避ける
「15時までなら絶対に大丈夫」という明確な境界があるわけではありません。
就寝時間やカフェインへの感受性は子どもによって異なるためです。
特に午後遅くから夜にかけては、紅茶やコーヒーなどカフェインを含む飲み物を避け、麦茶などのノンカフェイン飲料に切り替えるとよいでしょう。
紅茶のポリフェノールと鉄分の関係
紅茶にはポリフェノールが含まれています。
紅茶などに含まれるポリフェノールは、食事に含まれる非ヘム鉄の吸収に影響することがあります。
成長期は鉄も重要な栄養素です。
通常の食生活の中で紅茶を過度に怖がる必要はありませんが、鉄不足が気になる子どもに濃い紅茶を大量に飲ませたり、毎回の食事を紅茶で流し込むような習慣にしたりすることは避けた方がよいでしょう。
子どもが紅茶を飲むメリットはある?
ジュースとは違い無糖でも楽しめる
紅茶は砂糖を入れなければ、甘いジュースとは違った飲み物として楽しめます。
ただし、
「健康によいから子どもに積極的に紅茶を飲ませるべき」
という意味ではありません。
子どもの水分補給には、年齢に適したノンカフェインの飲み物など他の選択肢もあります。
香りや味を知る食育にもなる
紅茶工場という立場から見ると、紅茶の面白さはカフェインだけではありません。
茶葉によって、
・香り
・渋み
・水色
・味わい
が異なります。
「これはどんな香りがする?」
「砂糖を入れなくても甘い香りがするね」
など、親子で香りや味について話しながら楽しむことは、一つの食体験にもなります。
親子でティータイムを楽しむ
子どもが紅茶に興味を持つ理由の一つは、「大人と同じことをしてみたい」という気持ちかもしれません。
その場合、普通の紅茶をたくさん飲ませなくても、
少量にする、薄くする、デカフェにするなどの工夫で一緒にティータイムを楽しむことができます。
子どもに紅茶を飲ませるなら知っておきたい5つのポイント
①量を少なくする
まず大切なのは量です。
大人と同じマグカップいっぱいに注ぐ必要はありません。
特に小さな子どもでは、少量から考えましょう。
②濃く淹れすぎない
紅茶は抽出条件によってカフェイン量が変化します。
子どもと一緒に楽しむ場合は、濃く抽出したものを大量に飲ませることは避けましょう。
③午後遅くから夜は避ける
カフェインの覚醒作用が睡眠に影響する可能性があります。
子どもがカフェインの影響を受けやすい場合は、特に早い時間帯に楽しむようにしましょう。
④砂糖を入れすぎない
「紅茶は苦いから」と砂糖を大量に入れると、今度は糖分の摂りすぎという別の問題が出てきます。
甘くしないと飲めないのであれば、無理に普通の紅茶を飲ませる必要はありません。
⑤カフェインが気になるならデカフェを選ぶ
「家族と同じように紅茶を楽しみたい」
という目的なら、デカフェ紅茶という選択肢があります。
ただし「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」は同じ意味とは限りません。
商品表示を確認して選びましょう。
こちらも併せてご覧ください。
▶︎ 紅茶のカフェインを減らす方法、簡易デカフェは効果がある?

ミルクティーやカフェオレなら子どもでも大丈夫?
牛乳を入れてもカフェインはなくならない
「ストレートティーはダメでも、ミルクティーやチャイなら大丈夫?」
という疑問を持つ方もいるでしょう。
牛乳を入れると飲み物全体として紅茶の割合を下げることはできますが、抽出済みの紅茶に含まれるカフェインそのものが牛乳によって消えるわけではありません。
これはカフェオレも同じです。
紅茶やコーヒーそのものを少なくすればカフェイン量も減らせる
例えば、
紅茶50ml+牛乳100ml
と、
紅茶150ml+牛乳少量
では、同じミルクティーでも摂取する紅茶の量が大きく違います。
子ども向けに作るのであれば、「牛乳を入れたかどうか」だけではなく、実際に使用した紅茶やコーヒーの量を見ることが重要です。
甘いコーヒー牛乳は糖分にも注意
コーヒーの苦味を消すために大量の砂糖やシロップを入れてしまうと、カフェインとは別に糖分の摂りすぎにつながります。
「子ども向けだから甘くする」のではなく、コーヒー自体を少なくしたりデカフェを使用したりする方法も考えてみましょう。
デカフェ・麦茶・ルイボスティーという選択肢も
紅茶を飲みたがるならデカフェという方法
「子どもも家族と一緒に紅茶を楽しみたい」
という場合には、デカフェ紅茶を利用する方法があります。
通常の紅茶よりカフェイン摂取量を抑えやすいため、カフェインが気になる家庭では選択肢の一つになります。
デカフェ=必ず完全なカフェインゼロとは限らない
ここは意外と重要です。
「デカフェ」と表示されているからといって、必ずしもカフェインが完全に0mgという意味ではありません。
商品によって異なるため、カフェインをできるだけ避けたい場合はパッケージの表示を確認しましょう。
麦茶やルイボスティーはもともとカフェインを含まない
麦茶やルイボスティーは、紅茶・緑茶・烏龍茶とは原料そのものが違います。
紅茶・緑茶・烏龍茶はチャノキから作られるためカフェインを含みますが、麦茶やルイボスティーはチャノキを原料としていないため、もともとカフェインを含みません。
つまり、
「紅茶の味やティータイムを楽しみたい」
→ デカフェ紅茶
「日常の水分補給をしたい」
→ 麦茶などのノンカフェイン飲料
と目的によって選び分けると分かりやすいでしょう。
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子どもと紅茶・コーヒーについてよくある質問
Q1. 3歳なら紅茶を飲んでも大丈夫?
「3歳になったら普通の紅茶を飲んでも大丈夫」という明確な基準があるわけではありません。
特に小さな子どもに、日常の水分補給としてカフェイン入りの紅茶を積極的に飲ませる必要はありません。
家族のティータイムなどで楽しみたい場合は、デカフェを利用するなど、カフェイン摂取量を少なくする方法を検討しましょう。
Q2. 小学生なら紅茶を1日何杯飲める?
「小学生なら○杯」と一律には決められません。
年齢や体重によってカフェイン摂取量の考え方が変わるためです。
例えばカナダ保健省では、子ども・青少年について体重1kgあたり1日2.5mgという目安を示しています。
紅茶だけでなく、緑茶・烏龍茶・コーラ・チョコレートなども含めて1日のカフェイン量を考えましょう。
Q3. コーヒーは中学生になったら毎日飲んでもいい?
中学生になった瞬間から大人と同じ量を自由に飲んでよい、ということではありません。
体重やカフェインへの感受性、睡眠への影響などを見ながら考えることが大切です。
特に勉強のために夜遅くカフェインを摂る習慣には注意しましょう。
Q4. ミルクティーならカフェインは少なくなる?
牛乳そのものにカフェインを除去する作用があるわけではありません。
ただし、使用する紅茶の量を減らし、その分を牛乳に置き換えれば、1杯あたりのカフェイン摂取量を少なくすることはできます。
Q5. 水出し紅茶なら子どもにも大丈夫?
水出し紅茶もカフェインゼロではありません。
水でも時間をかければカフェインは抽出されます。
「水出し=ノンカフェイン」と考えないようにしましょう。
Q6. 午後に紅茶を飲むと眠れなくなる?
カフェインへの感受性には個人差があります。
午後に少量飲んでも眠れる子どももいれば、睡眠に影響する子どももいます。
特に午後遅くから夜は避け、実際の睡眠への影響を見ながら判断するとよいでしょう。
Q7. デカフェ紅茶なら子どもでも飲める?
通常の紅茶よりカフェイン摂取量を抑えやすいため、家族と一緒に紅茶を楽しみたい場合の選択肢になります。
ただし、デカフェでもカフェインが完全にゼロとは限らないため商品表示を確認してください。
Q8. 紅茶に蜂蜜を入れても大丈夫?
1歳未満の乳児には蜂蜜を与えてはいけません。
蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞が含まれている可能性があり、乳児ボツリヌス症を発症する危険があるためです。
紅茶に混ぜたり加熱したりしても、1歳未満の乳児には与えないでください。
また1歳以上でも、蜂蜜には糖分が含まれるため、甘くする目的で大量に使用することは避けましょう。
Q9. 子どもが間違えてコーヒーを飲んでしまったら?
少量を口にしただけで、必ず健康被害が起こるわけではありません。
まず、どのくらい飲んだのか、どのくらいの濃さだったのかを確認しましょう。
一方、大量に摂取した可能性がある場合や、動悸、震え、吐き気、強い興奮など気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関などへ相談してください。
まとめ|「何歳から」だけでなくカフェイン量を考えよう
紅茶やコーヒーについて、
「子どもは何歳から飲める?」
と考えてしまいがちですが、実際には年齢だけで判断することはできません。
大切なのは、
年齢・体重
+
飲み物に含まれるカフェイン量
+
1日に飲む量
+
ほかの食品から摂るカフェイン
+
飲む時間帯
をまとめて考えることです。
そして、意外と見落としやすいのが烏龍茶です。
紅茶、緑茶、烏龍茶は製法こそ違いますが、いずれも基本的にチャノキから作られるお茶であり、カフェインを含みます。
「お茶だから全部同じ」
「水出しだからカフェインゼロ」
「牛乳を入れればカフェインがなくなる」
というわけではありません。
一方で、子どもが「お父さんやお母さんと一緒にティータイムを楽しみたい」と思ったときに、必ずしも普通の紅茶やコーヒーを大人と同じ量飲ませる必要もありません。
量を少なくする。
濃くしすぎない。
午後遅くから夜は避ける。
デカフェを選ぶ。
麦茶やルイボスティーなどのノンカフェイン飲料を利用する。
こうした工夫をすれば、子どもの年齢や成長に合わせた楽しみ方ができます。
「何歳になったら飲めるか」だけを見るのではなく、「この子が今日どのくらいのカフェインを摂ることになるのか」。
そこまで考えて飲み物を選ぶことが、子どもと紅茶やコーヒーを上手に付き合っていくための大切なポイントです。
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この記事の監修
BlenteaLab.(VALUE SALES JAPAN株式会社)
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