紅茶は風邪のときに飲んでもいい?喉・水分補給・カフェインの注意点を紅茶工場が解説

紅茶は風邪のときに飲んでもいい?喉・水分補給・カフェインの注意点を紅茶工場が解説

「風邪をひいたときに紅茶を飲んでも大丈夫?」

「温かい紅茶は喉に良さそうだけど、カフェインが入っているのが気になる」

「風邪のときは水や白湯のほうがいいの?」

普段から紅茶を飲んでいる方なら、風邪をひいたときにも紅茶を飲んでよいのか迷うことがあるかもしれません。

結論からいうと、

風邪をひいているからといって、紅茶を飲んではいけないわけではありません。

紅茶も水分を含む飲み物なので、体調に問題がなければ水分摂取の選択肢の一つになります。

温かい飲み物が心地よく感じられるときには、紅茶を少しずつ飲むのもよいでしょう。

ただし、

「紅茶を飲めば風邪が治る」

「紅茶を飲めば風邪のウイルスを殺菌できる」

というものではありません。

また、紅茶にはカフェインが含まれるため、睡眠をしっかり取りたいときやカフェインに敏感な方は、飲む量や時間帯にも注意が必要です。

今回は、

  • 風邪のときに紅茶を飲んでもよいのか
  • 喉が痛いときに紅茶を飲んでもよいのか
  • 紅茶ポリフェノールとウイルス研究の考え方
  • 風邪のときも紅茶は水分補給になるのか
  • ハチミツ紅茶や生姜紅茶について
  • カフェインと睡眠の注意点

などについて、紅茶工場の視点からわかりやすく解説します。


目次

風邪のときに紅茶を飲んでも大丈夫?

基本的には、風邪のときに紅茶を飲むこと自体を必要以上に避ける必要はありません。

ただし、風邪といっても症状や体調は人によって異なります。

大切なのは、

「風邪には紅茶がいいから飲む」のではなく、「今の自分の体調で飲みやすいか」で判断すること

です。

風邪のときも紅茶は水分摂取の選択肢になる

風邪をひいているときには、水分を適切に摂ることが大切です。

紅茶もその選択肢の一つです。

例えば、

  • 水や白湯ばかりでは飽きてしまう
  • 温かいものが飲みたい
  • 喉が乾燥している
  • 食欲があまりないけれど何か飲みたい

というときには、紅茶が飲みやすいと感じる方もいるでしょう。

無理に紅茶を飲む必要はありませんが、

「風邪だから紅茶は禁止」

と考える必要もありません。

紅茶は「風邪を治す薬」ではない

一方で、最初に理解しておきたいのが、

紅茶は風邪を治療する薬ではない

ということです。

紅茶にはポリフェノールやカフェインなどさまざまな成分が含まれており、それぞれについて多くの研究が行われています。

しかし、

「紅茶を飲めば風邪が治る」

「紅茶を飲めばウイルスを退治できる」

と考えるのは適切ではありません。

風邪をひいたときの紅茶は、

治療するための飲み物ではなく、体調に合わせて水分を摂ったり、温かい飲み物として楽しんだりするための選択肢

として考えるのがよいでしょう。


風邪のときに温かい紅茶を飲むメリットは?

風邪をひいたとき、

「温かい紅茶が飲みたい」

と感じる方もいると思います。

温かい紅茶には、風邪そのものを治すという意味ではなく、体調が悪いときにも取り入れやすい飲み物としていくつかのメリットがあります。

喉が乾燥しているときに水分を摂れる

風邪をひいていると、喉の乾燥や違和感が気になることがあります。

そんなときに温かい紅茶を少しずつ飲めば、水分を摂取できます。

特に空気が乾燥する秋冬は、普段より喉の乾燥が気になる方も多いでしょう。

ただし、

「紅茶が喉の炎症を治す」

という意味ではありません。

あくまで、水分を含む温かい飲み物として利用するという考え方です。

温かい飲み物が喉に心地よく感じられることがある

喉に違和感があるとき、温かい飲み物を心地よいと感じる方もいます。

紅茶でなくても、白湯やスープなどでも構いません。

その中で、

「普段から紅茶が好き」

「紅茶の香りを楽しみながら休みたい」

という方なら、紅茶を選択肢にしてもよいでしょう。

寒気がするときにも温かい紅茶は飲みやすい

風邪をひいたときに寒気を感じることがあります。

そんなときに温かい紅茶を飲めば、飲んでいる間に身体が温かく感じられることがあります。

ただし、

「汗をかけば風邪が治る」

という考え方はおすすめしません。

発熱や発汗がある場合には身体から水分が失われることもあります。

無理に汗をかこうとするのではなく、休息と水分摂取を優先しましょう。


紅茶ポリフェノールは風邪のウイルスに効く?

紅茶と風邪について調べると、

「紅茶ポリフェノールには抗ウイルス作用がある」

「紅茶には殺菌作用がある」

といった情報を目にすることがあります。

紅茶工場としても、ここは少し丁寧に説明しておきたいところです。

紅茶にはさまざまなポリフェノールが含まれている

紅茶には、

  • カテキン類
  • テアフラビン類
  • テアルビジン類

など、さまざまなポリフェノールが含まれています。

紅茶を作る際には、茶葉を揉むことで細胞が壊れ、茶葉に含まれる成分と酵素が触れ、酸素の影響を受けながらさまざまな酸化反応が進みます。

その過程で、緑茶とは異なる紅茶特有の色や香り、味わいが作られていきます。

テアフラビンなどについては、ウイルスに対する作用を調べた基礎研究も行われています。

試験管の中での研究と「人が飲んだときの効果」は別

ここで非常に大切なのが、

研究で作用が確認されたことと、紅茶を飲めば風邪が治ることは別

という点です。

例えば試験管の中で特定の成分とウイルスを直接接触させる実験と、人間が紅茶を飲んで消化・吸収することでは条件がまったく違います。

そのため、

「紅茶ポリフェノールに抗ウイルス作用を示した基礎研究がある」

という説明から、

「紅茶を飲めば風邪のウイルスを殺菌できる」

と結論づけることはできません。

「紅茶を飲めば風邪予防・治療になる」とは考えない

紅茶にはさまざまな成分が含まれており、現在も多くの研究が行われています。

それ自体は非常に興味深いことです。

しかし健康についての記事では、

「研究されていること」と「実際に人で効果が確認されていること」を分けて考える

ことが大切です。

風邪をひいたときの紅茶も、

治療目的ではなく、体調に合わせて楽しむ飲み物

として考えましょう。


風邪のときの紅茶は喉にいい?

風邪をひいたときに、

「喉が痛いから紅茶を飲もう」

と考える方もいるかもしれません。

ここでも、「喉にいい」という言葉の意味を少し分けて考える必要があります。

紅茶そのものが喉の炎症を治療するわけではない

紅茶に含まれるタンニンやポリフェノールについて、収れん作用などが説明されることがあります。

しかし、

「紅茶を飲めば喉の炎症が治る」

と考えるのは適切ではありません。

喉の痛みにはさまざまな原因があります。

紅茶を医薬品の代わりとして利用するものではありません。

喉がつらいときに温かい飲み物として利用する

一方で、

「温かい飲み物を飲むと喉が楽に感じる」

という方もいるでしょう。

その場合、紅茶を選択肢の一つとして利用することはできます。

ポイントは、

「紅茶だから喉が治る」のではなく、「自分が飲みやすい温かい飲み物から水分を摂る」

ということです。

熱すぎる紅茶を無理して飲まない

「喉には熱い飲み物がよさそう」

と思って、熱々の紅茶を飲む必要はありません。

喉が敏感になっているときには、熱すぎる飲み物が刺激になることもあります。

抽出したばかりの紅茶をすぐ飲むのではなく、

自分が無理なく飲める温度まで少し冷ましてから

飲みましょう。


風邪のときも紅茶は水分補給になる?

「紅茶にはカフェインが入っているから、風邪のときの水分補給には向かないのでは?」

と思う方もいるでしょう。

確かに紅茶にはカフェインが含まれており、カフェインには利尿作用があります。

しかし、

「カフェインが入っている=水分補給にならない」

というわけではありません。

紅茶も日常の水分摂取の一部になる

紅茶を飲むと、カフェインだけでなく水分そのものも摂取します。

そのため通常の飲み方であれば、紅茶も日常的な水分摂取の一部として考えることができます。

「紅茶を飲んだら、その水分がすべて尿として出てしまう」というわけではありません。

紅茶と水分補給の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶︎ 紅茶は水分補給になる?夏に飲むときの注意点とおすすめの飲み方を紅茶工場が解説

紅茶は水分補給になる?夏に飲むときの注意点とおすすめの飲み方を解説
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「利尿作用があるから脱水する」と単純には考えない

紅茶に含まれるカフェインには利尿作用があります。

しかし、通常量の紅茶について、

「飲んだ紅茶以上の水分が尿として失われる」

と単純に考える必要はありません。

特に普段から紅茶やコーヒーなどを飲んでいる人では、カフェインの利尿作用に対する反応が小さくなることもあります。

発熱や発汗があるときは紅茶だけに頼らない

ここは非常に重要です。

風邪をひいて発熱していたり、汗を多くかいていたり、食事が十分に摂れていなかったりする場合には、普段とは水分の必要量や状態が違うことがあります。

そのようなときは、

  • 白湯
  • スープなどの食事
  • 必要に応じて経口補水液

なども利用しましょう。

「紅茶も水分になる」ことと、「風邪のときの水分補給をすべて紅茶で済ませてよい」ことは別です。

体調が悪いときほど、無理なく飲めるものから適切に水分を摂ることが大切です。


風邪のときに「ハチミツ紅茶」はおすすめ?

風邪のときの定番として、

「紅茶+ハチミツ」

を思い浮かべる方もいるでしょう。

ハチミツ紅茶は甘味が加わるため飲みやすく、喉が気になるときの温かい飲み物としても取り入れやすい組み合わせです。

ハチミツには急性の咳について研究がある

ハチミツについては、上気道感染などに伴う急性の咳に関する研究があります。

一部の研究では、ハチミツによって咳の頻度や程度などの症状が軽減される可能性が示されています。

ただし、

「ハチミツを摂れば風邪そのものが治る」

という意味ではありません。

風邪に伴う咳が気になるときのセルフケアの選択肢の一つ、と考えるのがよいでしょう。

ハチミツ紅茶の作り方はシンプルでOK

作り方は難しくありません。

いつもの紅茶を淹れ、飲みやすい温度になってから適量のハチミツを加えます。

甘味が加わることで、体調が悪いときでも飲みやすく感じる方もいるでしょう。

ハチミツの量は好みに合わせて調整してください。

大量に入れる必要はありません。

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1歳未満の乳児にはハチミツを与えない

これは必ず覚えておきたい注意点です。

1歳未満の乳児にはハチミツを与えてはいけません。

乳児ボツリヌス症のリスクがあるためです。

紅茶に混ぜた場合や、加熱した場合でも同様です。

1歳未満の乳児には、ハチミツ入りの飲み物や食品を与えないようにしてください。

ハチミツも糖類なので入れすぎには注意

ハチミツは自然由来の食品ですが、糖類を含んでいます。

「身体によさそうだから」と大量に加える必要はありません。

飲みやすくするための適量を使用しましょう。


生姜紅茶は風邪のときにいい?

ハチミツと並んで、風邪のときに思い浮かべやすいのが生姜です。

紅茶と生姜は味の相性もよく、

生姜紅茶

として楽しむこともできます。

生姜を入れると紅茶の風味が変わる

紅茶に生姜を加えると、独特の辛味と香りが加わります。

作り方も簡単です。

紅茶を淹れて、

  • 薄く切った生姜
  • すりおろした生姜

などを少量加えます。

市販のおろし生姜などを利用しても構いません。

生姜の刺激が強く感じられる場合には、無理に入れる必要はありません。

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ハチミツ+生姜+紅茶という組み合わせも

生姜の辛味が苦手な場合は、少量のハチミツを加えると飲みやすくなります。

紅茶+生姜+ハチミツ

という組み合わせも、寒い季節に楽しみやすいアレンジです。

ただし、これも「風邪を治すレシピ」ではありません。

体調が悪いときでも飲みやすい温かい飲み物のアレンジとして楽しみましょう。

「身体を温めれば風邪が治る」とは考えない

生姜についても、

「血行を促進して身体を芯から温めるから風邪が治る」

といった説明を見かけることがあります。

しかし、

生姜紅茶を飲んで風邪を治療するというものではありません。

温かい紅茶と生姜の香りや味を楽しみながら、水分を摂るための選択肢として考えるのがよいでしょう。


風邪のときに紅茶を飲むならカフェインにも注意

風邪のときの紅茶で忘れてはいけないのが、

カフェイン

です。

一般的な紅茶にはカフェインが含まれています。

普段なら気にならなくても、体調が悪いときには飲む時間帯を少し意識してみましょう。

風邪のときは休息も大切

カフェインには覚醒作用があります。

そのため、

「風邪だから温かい紅茶をたくさん飲もう」

と夜遅くまで何杯も飲むと、人によっては眠りにくくなる可能性があります。

風邪をひいているときには、十分な休息を取ることも大切です。

紅茶を飲むことで睡眠の妨げになってしまうのであれば、量や時間帯を調整しましょう。

夜はデカフェ紅茶に切り替える方法も

「寝る前にも温かい紅茶を飲みたい」

という方なら、

デカフェ紅茶

を利用する方法もあります。

デカフェは通常の紅茶よりカフェインを減らしたものです。

また、カフェインを含まないルイボスティーや一部のハーブティーなどを選ぶ方法もあります。

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薄い紅茶でもカフェインゼロにはならない

「薄く淹れればカフェインはなくなるのでは?」

と思うかもしれません。

茶葉量や抽出条件を変えることでカフェイン摂取量を調整できる可能性はありますが、通常の紅茶を薄くしただけでカフェインがゼロになるわけではありません。

カフェインをできるだけ控えたいのであれば、

最初からデカフェやノンカフェイン飲料を選ぶ

ほうが分かりやすいでしょう。

また紅茶には簡易デカフェ法という方法もあります。

こちらで詳しく説明しております。

▶︎紅茶のカフェインを減らす方法|簡易デカフェ法は本当に効果がある?

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風邪のときはアイスティーよりホットティーがいい?

「風邪をひいたら冷たい飲み物はダメ」

と思っている方もいるかもしれません。

しかし、

風邪だから必ずホットティーにしなければならない

というわけではありません。

冷たい紅茶を飲んだから風邪が悪化するとは限らない

風邪はウイルス感染などによって起こるもので、

冷たい飲み物を飲んだから風邪そのものが悪化する

と単純に考える必要はありません。

温かい紅茶のほうが心地よい人もいれば、喉の状態によっては少し冷たい飲み物のほうが飲みやすいと感じる人もいます。

自分が水分を摂りやすい温度を選ぶ

大切なのは、

無理なく水分を摂れること

です。

喉が痛いのに、

「風邪には熱い紅茶がいいはず」

と思って無理に熱いものを飲む必要はありません。

反対に、身体が冷えていて冷たい飲み物がつらいのであれば、温かいものを選びましょう。

自分が心地よいと感じる温度を基準にしてください。

アイスティーの場合もカフェインは含まれる

紅茶を冷やしても、カフェインがなくなるわけではありません。

そのため、通常の紅茶から作ったアイスティーにもカフェインは含まれています。

風邪のときにカフェインを控えたいのであれば、

ホットかアイスかではなく、使用している茶葉やカフェイン量

を確認することが大切です。


こんなときは紅茶より水分補給や受診を優先

紅茶は、風邪をひいているときにも楽しめる飲み物です。

しかし、

紅茶を飲んでいれば大丈夫

というものではありません。

体調によっては、紅茶よりも適切な水分補給や医療機関への相談を優先してください。

水分がほとんど摂れない

喉の痛みや吐き気などによって、水分をほとんど摂れない状態が続く場合には注意が必要です。

「紅茶なら飲めるかな」と無理に飲むのではなく、少量ずつ飲めるものを試し、それでも十分な水分を摂れない場合には医療機関への相談を検討してください。

嘔吐や下痢などで水分を失っている

風邪のような症状に加えて、嘔吐や下痢などがある場合には水分や電解質を失うことがあります。

こうした状況では、

紅茶だけで水分補給しようとしない

ことが大切です。

状態に応じて水分や経口補水液などを利用し、症状が強い場合には医療機関へ相談してください。

症状が強い・悪化している・長引いている

一般に「風邪」と呼ばれている症状の中には、別の病気が隠れている場合もあります。

症状が強い場合、急に悪化している場合、長く続いている場合などには、

「紅茶を飲んで様子を見よう」と自己判断だけで済ませない

ようにしましょう。

紅茶はあくまで飲み物です。

医薬品や医療の代わりにはなりません。


よくある質問

風邪をひいたときに紅茶を飲んでも大丈夫ですか?

基本的には、体調に問題がなければ飲むことができます。

紅茶も水分を含むため、水分摂取の選択肢の一つになります。

ただし、カフェインが含まれているため、夜間やカフェインに敏感な方は量や時間帯を調整しましょう。

紅茶を飲めば風邪のウイルスを殺菌できますか?

紅茶ポリフェノールについて、ウイルスに対する作用を調べた基礎研究はあります。

しかし、

試験管などで確認された作用と、人が紅茶を飲むことで風邪を治療できることは別です。

「紅茶を飲めば体内の風邪ウイルスを殺菌できる」とは考えないようにしましょう。

喉が痛いときに紅茶を飲んでもいいですか?

自分が飲みやすいのであれば、温かい飲み物として紅茶を利用することはできます。

ただし、熱すぎる紅茶を無理に飲む必要はありません。

喉に刺激を感じない、飲みやすい温度まで冷ましてから飲みましょう。

風邪のときにハチミツ紅茶はおすすめですか?

1歳以上でハチミツを問題なく摂取できる方であれば、選択肢の一つです。

ハチミツには、急性の咳の症状を軽減する可能性を示した研究があります。

ただし、風邪そのものを治療するものではありません。

また、

1歳未満の乳児にはハチミツを絶対に与えないでください。

風邪のときに紅茶を飲むと脱水しますか?

通常量の紅茶について、

「カフェインが入っているから、飲んだ以上の水分が失われる」

と単純に考える必要はありません。

紅茶も日常の水分摂取の一部として考えることができます。

ただし、発熱や発汗、嘔吐、下痢などで多くの水分を失っている場合には、紅茶だけに頼らず適切な水分・電解質補給を行ってください。

風邪のときにコーヒーより紅茶のほうがいいですか?

一概にどちらがよいとはいえません。

カフェイン量は飲み物の種類だけでなく、使用量や抽出方法などによっても変わります。

また、体調が悪いときに飲みやすい味や温度にも個人差があります。

「紅茶だから身体によい」「コーヒーだから悪い」と分けるより、

カフェイン量・水分量・飲みやすさ

を考えて選ぶとよいでしょう。

夜に紅茶を飲んでも大丈夫ですか?

カフェインに敏感でなければ問題にならない場合もありますが、カフェインには覚醒作用があります。

風邪をひいていて休息を取りたいときは、夜のカフェイン摂取を控えたり、デカフェ紅茶などへ切り替えたりする方法もあります。

睡眠への影響も気になる方はこちらの記事もご覧ください。

▶︎寝る前に紅茶を飲んでも大丈夫?カフェインと睡眠への影響を紅茶工場が解説

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まとめ|風邪のときの紅茶は「治す飲み物」ではなく上手に利用する

風邪をひいたからといって、紅茶を飲んではいけないわけではありません。

温かい紅茶が飲みやすいのであれば、水分摂取の選択肢として楽しむことができます。

ただし、

紅茶は風邪を治療する薬ではありません。

今回のポイントをまとめると、

  1. 風邪のときでも紅茶は飲める
  2. 紅茶も水分摂取の一部として考えられる
  3. 温かい飲み物を心地よく感じる場合は紅茶も選択肢になる
  4. 紅茶ポリフェノールの基礎研究と「風邪が治る」は別
  5. 喉が気になるときは熱すぎない温度で飲む
  6. ハチミツ紅茶は咳が気になるときの選択肢になる
  7. 1歳未満の乳児にはハチミツを与えない
  8. 夜はカフェインによる睡眠への影響にも注意する
  9. 発熱や発汗などがあるときは紅茶だけで水分補給しない
  10. 症状が強い・悪化する・長引く場合は医療機関へ相談する

となります。

風邪をひいたときに大切なのは、

「風邪に効く飲み物を探すこと」ではなく、休息を取りながら、自分が無理なく飲めるものから適切に水分を摂ること

です。

普段から紅茶が好きな方であれば、体調に合わせて少し薄めにしたり、夜はデカフェに切り替えたり、ハチミツや生姜を加えたりするのもよいでしょう。

「風邪だから紅茶を飲まなければいけない」でも、

「風邪だから紅茶を飲んではいけない」でもありません。

自分の体調、喉の状態、時間帯に合わせて、無理のない一杯を選ぶ。

風邪をひいたときも、そのくらいの距離感で紅茶と付き合うのがおすすめです。

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この記事の監修

BlenteaLab.(VALUE SALES JAPAN株式会社)

スリランカのグループ会社(工場・茶園運営:VALUE PLANTATION Co.Ltd,)から高品質な茶葉を直接輸入・卸販売する紅茶専門店。
農園での栽培・製茶から日本国内での販売まで一貫して携わる「現場の知識」をベースに、紅茶やハーブの正しく美味しい楽しみ方を発信しています。