紅茶と生姜は冷え性にいい?ジンジャーティーと体温の関係を紅茶工場が解説

紅茶と生姜は冷え性にいい?ジンジャーティーと体温の関係を紅茶工場が解説

寒くなってくると、

「冷え性なのですが、紅茶に生姜を入れるといいですか?」

「生姜紅茶を飲むと体が温まるって本当ですか?」

といったご質問をいただくことがあります。

生姜は昔から料理や飲み物に使われてきた身近な食材です。

特に寒い季節には、生姜湯やジンジャーティーなど「体を温める飲み物」として取り入れている方も多いのではないでしょうか。

そこに温かい紅茶を組み合わせれば、

「紅茶+生姜なら、冷え性にも良さそう」

と考えるのも自然です。

実際、生姜にはジンゲロールやショウガオールと呼ばれる特徴的な成分が含まれており、生姜を摂取したあとの皮膚温などを調べた研究もあります。

ただし、ここで注意したいのが、

「飲んだあとに温かく感じる」ことと「冷え性そのものが改善する」ことは同じではない

ということです。

さらに、

  • 手足などの皮膚温が変化する
  • 深部体温が変化する
  • エネルギー消費量が増える
  • 基礎代謝が上がる
  • 冷え性が改善する

これらもすべて同じ意味ではありません。

今回は、生姜の成分や加熱による変化、人を対象にした研究なども確認しながら、紅茶と生姜は冷え性にいいのか、ジンジャーティーと体温にはどのような関係があるのかを紅茶工場がわかりやすく解説します。

目次

そもそも「冷え性」とは?

まず知っておきたいのが、一般的に「冷え性」と呼ばれている状態についてです。

冷え性だからといって必ずしも体温が低いわけではない

「冷え性」と聞くと、

体温そのものが低い状態

をイメージするかもしれません。

しかし、

「手足が冷たい」

「冬になると指先や足先が冷えてつらい」

「周りの人は平気なのに自分だけ寒く感じる」

といった自覚的な冷えと、体温計で測定する体温は必ずしも同じものではありません。

例えば、体温を測れば一般的な範囲に入っていても、手足に強い冷えを感じることがあります。

そのため、冷えについて考えるときには、

「体温が何℃なのか」だけではなく、「体のどこに、どのような冷えを感じているのか」

も大切です。

冷えを感じる原因は一つではない

体の冷えには、

  • 外気温
  • 衣服
  • 活動量
  • 血流
  • 食事
  • 睡眠
  • 体格
  • 生活習慣

など、さまざまな要因が関係します。

そのため、

「この飲み物を飲めば冷え性が治る」

というほど単純なものではありません。

強い冷えが長期間続く場合や、急に冷えを感じるようになった場合、ほかの体調変化を伴う場合などは、飲み物だけで対処せず医療機関へ相談することも大切です。

「体が温まる」と「冷え性が改善する」は分けて考えよう

温かい紅茶を飲むと、

「体が温まった」

と感じることがあります。

これは冬にはとても心地よいものです。

しかし、

温かい飲み物を飲んだときに感じる温感と、慢性的な冷えそのものが改善することは別の話です。

この違いは、生姜紅茶について考えるときにも重要になります。

紅茶そのものと冷え・体温の関係についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

▶︎ 紅茶は冷え性にいい?温かい紅茶と体温の関係を紅茶工場が解説

紅茶は冷え性にいい?温かい紅茶と体温の関係を紅茶工場が解説
紅茶は冷え性にいい?温かい紅茶と体温の関係を紅茶工場が解説

生姜を食べると体が温まると言われるのはなぜ?

生姜が「体を温める食材」として知られている理由の一つが、生姜特有の辛味成分です。

生姜に含まれる「ジンゲロール」

生の生姜に含まれる代表的な辛味成分の一つがジンゲロール類です。

生姜を食べたときに感じる独特の辛味には、こうした成分が関係しています。

生姜について調べると、

「ジンゲロールは生の生姜に多い」

という説明を見かけることがあります。

これは方向性として間違いではありませんが、生姜の成分は加工方法や加熱条件などによって変化するため、単純に一つの成分だけで生姜の働きを説明することはできません。

加熱や乾燥によって「ショウガオール」が増える

生姜にはショウガオール類と呼ばれる辛味成分もあります。

ジンゲロールは、加熱や乾燥などによる脱水反応によってショウガオールへ変化することが知られています。

そのため、

  • 生の生姜
  • 加熱した生姜
  • 乾燥生姜

では、ジンゲロールやショウガオールなどの成分組成が同じではありません。

「生姜は加熱したほうがいい」

と言われる背景の一つには、こうした成分変化があります。

「生の生姜は体を冷やす、加熱した生姜は芯から温める」とは単純に言えない

ここは特に注意したいポイントです。

インターネットでは、

生の生姜
→ 発汗させて体を冷やす

加熱した生姜
→ 体の深部から温める

と、はっきり二つに分けて説明されることがあります。

しかし、

「加熱によって生姜の成分組成が変化する」ことと、「生の生姜は人間の深部体温を下げ、加熱生姜なら深部体温を上げる」ことは同じ意味ではありません。

成分の変化についての研究と、人間が実際に食べたときの体温や冷えについての研究は分けて考える必要があります。

そのためBlenteaLab.では、

「冷え性なら生姜は必ず加熱しなければならない」

とまでは考えていません。

温かいジンジャーティーとして楽しむのであれば、生姜の種類や加工方法だけにこだわりすぎず、味や香り、使いやすさも含めて選ぶとよいでしょう。


生姜で本当に体温は上がる?人を対象にした研究では

では、生姜を摂取すると実際に人間の体温は変化するのでしょうか。

生姜については、人を対象にした研究も行われています。

ただし、研究によって調べている内容や結果は異なります。

冷えを感じやすい女性を対象にした小規模な研究

2018年に発表された研究では、冷えを自覚する健康な女性6人を対象に、生姜抽出物を含む飲料とプラセボ飲料を摂取したあとの変化が調べられました。

研究では280mLの飲料を摂取し、手のひらなどの皮膚表面温度が測定されています。

その結果、どちらの飲料でも手のひらの温度は上昇しましたが、生姜抽出物を含む飲料では、その上昇がより長く維持されたと報告されています。

興味深い結果ですが、ここで重要なのは、

「生姜を飲めば深部体温が大きく上昇することが証明された研究」ではない

という点です。

調べられたのは主に皮膚表面の温度であり、対象者も6人という小規模な研究です。

そのため、この研究だけで「生姜は冷え性を改善する」と結論付けることはできません。

生姜を摂取しても熱産生が増えなかった研究もある

一方、生姜を摂取したあとに、

  • 食後の熱産生
  • 酸素消費量
  • 腋窩温
  • 心拍数

などを調べた研究もあります。

健康な女性20人を対象にしたランダム化比較試験では、ジンゲロールを含む乾燥生姜エキスを摂取しても、これらの指標に明確な増加は確認されませんでした。

つまり、

「生姜を摂れば必ず体の熱産生が増える」

とまでは言えないということです。

長期間摂れば基礎代謝が上がるとも限らない

「生姜で体が温まる」

と聞くと、

「毎日食べれば基礎代謝も上がるのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、生姜エキスを3か月間摂取した研究でも、安静時のエネルギー消費量が明確に増加したとは確認されていません。

ここでも、

体が温かく感じることと、基礎代謝そのものが恒常的に高くなることは別

と考える必要があります。

紅茶のカフェインと基礎代謝・エネルギー消費についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

▶︎ 紅茶で基礎代謝は上がる?カフェインとエネルギー消費の関係を紅茶工場が解説

紅茶で基礎代謝は上がるのか、カフェインによるエネルギー消費や脂肪代謝、運動との関係、紅茶の取り入れ方を紅茶工場が解説するイメージ
紅茶で基礎代謝は上がる?カフェインとエネルギー消費の関係を紅茶工場が解説

では「生姜紅茶」は冷え性にいいの?

ここまで読むと、

「結局、生姜紅茶は冷え性にいいの?悪いの?」

と思うかもしれません。

BlenteaLab.では、次のように考えています。

寒い日に楽しむ温かい飲み物としてはおすすめ

寒い日に、

温かい紅茶+生姜

を楽しむこと自体はおすすめできます。

温かい飲み物を口にしたときの心地よい温感に、生姜特有の香りと辛味が加わるため、寒い季節には非常に相性のよい組み合わせです。

特に、

「普通の紅茶では少し物足りない」

「寒い日に飲めるアレンジティーを探している」

という方には取り入れやすいでしょう。

「生姜紅茶を飲めば冷え性が改善する」とまでは言えない

一方、

「毎日生姜紅茶を飲めば冷え性が治る」

と考えるのはおすすめしません。

生姜と体温については人を対象にした研究がありますが、研究結果は一様ではありません。

また、冷えそのものにもさまざまな原因があります。

そのため、生姜紅茶は医薬品のように「冷え性を治療するもの」ではなく、

寒い季節に取り入れやすい温かい飲み物の一つ

として考えるのがよいでしょう。

紅茶にはカフェインが含まれている

生姜紅茶について考えるとき、生姜ばかりに注目してしまいますが、ベースとなる紅茶にはカフェインが含まれています。

カフェインに対する反応には個人差があり、飲む量や時間帯によっては、

  • 眠りにくい
  • 動悸を感じる
  • 胃に刺激を感じる

などが気になる方もいます。

「体を温めたいから」と何杯も飲むのではなく、自分に合った量で楽しむことが大切です。

カフェインについて詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

▶︎ カフェインって身体に良い?悪いの?メリット・デメリットと上手な付き合い方を紅茶工場が解説

カフェインって身体にいいの?悪いの?メリットデメリットや適量上手な付き合い方までわかりやすく解説
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生の生姜と加熱した生姜、ジンジャーティーにはどちらがいい?

ジンジャーティーを作るとき、

「生の生姜と乾燥生姜、どちらを使えばいいですか?」

という疑問も出てきます。

結論から言えば、家庭でジンジャーティーを楽しむのであれば、使いやすさや好みの風味で選んでもよいでしょう。

すりおろした生姜を温かい紅茶へ入れる

最も手軽なのが、生の生姜をすりおろして紅茶へ加える方法です。

生姜の香りや辛味を感じやすく、家庭でも簡単に作れます。

ただし、

「熱い紅茶に生姜を入れた瞬間、ジンゲロールがすべてショウガオールへ変わる」

というわけではありません。

成分の変化は温度だけではなく、加熱時間や水分量などの条件にも左右されます。

家庭で楽しむジンジャーティーでは、成分変化だけに神経質になりすぎる必要はないでしょう。

スライスした生姜を使う

生姜を薄くスライスして使う方法もあります。

すりおろした生姜よりも茶液に細かな繊維が入りにくく、辛味も調整しやすい方法です。

生姜の風味をしっかり出したい場合は、スライスした生姜をお湯で煮出してから紅茶と組み合わせる方法もあります。

乾燥生姜や生姜パウダーならもっと手軽

毎回生姜をすりおろすのが面倒な場合は、乾燥生姜や生姜パウダーを使う方法もあります。

必要な分だけ取り出しやすく、生の生姜より保存しやすいこともメリットです。

ただし、生姜パウダーは製品によって、

  • 生姜100%
  • 砂糖入り
  • 香料入り
  • その他の原材料とのブレンド

など内容が異なります。

購入するときは原材料表示を確認しましょう。

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「どれが一番冷え性に効く?」より続けやすさで選ぶ

冷え性を意識すると、

「生より乾燥生姜のほうがいい」

「ショウガオールが多いものを選ばなければ」

と考えてしまうかもしれません。

しかし、生姜は医薬品ではなく食品です。

家庭でジンジャーティーとして取り入れるのであれば、

香り・辛さ・手軽さ・続けやすさ

を考えて選ぶのも大切です。

「一番効く生姜」を探すより、自分がおいしいと感じる一杯を無理なく楽しみましょう。


紅茶工場おすすめ!簡単ジンジャーティーの作り方

それでは、家庭でも作りやすいシンプルなジンジャーティーをご紹介します。

基本のジンジャーティー

用意するものは、

  • 紅茶
  • 熱湯
  • 生姜

だけです。

まずは普段どおり紅茶を抽出します。
(ドライジンジャーやジンジャーパウダーを加える場合は紅茶と一緒に蒸らすのもありです。

そこへ、すりおろした生姜や薄くスライスした生姜を少量加えます。

最初からたくさん入れるのではなく、少量から試して好みの辛さに調整するのがおすすめです。

生姜を煮出して使いたい場合は、生姜をお湯で煮出したあと、そのお湯を使って紅茶を抽出する方法もあります。

紅茶の香りと生姜の香り、どちらか一方が強くなりすぎないよう調整してみてください。

生姜パウダーならさらに簡単

忙しい朝や職場では、生の生姜を用意するのが難しいこともあります。

そのような場合は、生姜パウダーが便利です。

温かい紅茶へ少量入れてよく混ぜるだけなので、ティーバッグの紅茶とも組み合わせやすい方法です。

生姜パウダーは少量でも辛味を強く感じる製品があります。

一度に大量に入れず、少しずつ調整してください。

はちみつを加えると飲みやすくなる

生姜の辛味が苦手な方は、はちみつを少量加えると甘味が加わり飲みやすくなります。

生姜+紅茶+はちみつは、寒い季節にも楽しみやすい組み合わせです。

ただし、

「はちみつを加えれば冷え性への効果が高くなる」

という意味ではありません。

あくまで味のアレンジとして楽しみましょう。

また、1歳未満の乳児には、はちみつを与えないでください。

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ミルクティーに生姜を入れてもおいしい

生姜はストレートティーだけでなく、ミルクティーとも相性のよい素材です。

生姜+紅茶+ミルクでチャイのような味わいに

紅茶に生姜を加え、さらにミルクを合わせると、ストレートのジンジャーティーとは違ったまろやかな味わいになります。

シナモンやカルダモンなどのスパイスを組み合わせれば、チャイのような楽しみ方にも広げられます。

生姜の辛味が強すぎると感じる方にも、ミルクを使ったアレンジは試しやすいでしょう。

ミルクを入れるなら紅茶の存在感も大切

ミルクティーでは、ミルクを加えることで紅茶の香りや味わいが弱く感じられる場合があります。

さらに生姜やスパイスまで加えるのであれば、

ミルクや生姜に負けない紅茶の存在感

も重要です。

「渋ければ渋いほどいい」という意味ではなく、ミルクを加えたあとにも紅茶らしい香りやコクが感じられる茶葉を選ぶと、全体のバランスを取りやすくなります。

ミルクティー向けの茶葉についてはこちらで詳しく解説しています。

▶︎ ミルクティーにおすすめの茶葉とは?紅茶工場が選び方を解説

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D(Dust)はジンジャーミルクティーにも使いやすい

BlenteaLab.では、PEKOEやBOPだけでなく、細かな茶葉サイズであるD(Dust)も扱っています。

Dは茶葉が細かいため、同じ条件では比較的短時間で抽出が進みやすいのが特徴です。

そのため、

  • ミルクティー
  • チャイ
  • ジンジャーミルクティー

など、ミルクやスパイスを加えてもしっかり紅茶の存在感を出したい飲み方にも使いやすい茶葉です。

もちろん、

Dだから冷え性にいい

という意味ではありません。

あくまで、濃さやコクを出したいジンジャーミルクティーを作るうえで使いやすい茶葉サイズということです。


ジンジャーティーを飲むなら朝・昼・夜いつがいい?

「冷え対策として飲むなら、いつ飲むのが一番いいですか?」

という疑問もあるでしょう。

現時点では、

「この時間に生姜紅茶を飲めば冷え性に最も効果的」

といえる時間帯が決まっているわけではありません。

生活スタイルに合わせて考えてみましょう。

朝|寒い朝の温かい一杯として

冬の朝は室温も低く、布団から出たあとに寒さを感じる方も多いでしょう。

そんなときに温かいジンジャーティーを飲むのは、一日のスタートとして楽しみやすい方法です。

ただし、

「朝に生姜紅茶を飲めば、その後一日中代謝が高い状態になる」

といった効果が確認されているわけではありません。

あくまで寒い朝に楽しむ温かい飲み物の一つとして考えましょう。

昼・午後|休憩時間の温かい飲み物として

暖房の効いた室内でも、長時間座っていると手足の冷えを感じることがあります。

仕事や家事の休憩時間にジンジャーティーを楽しむのもよいでしょう。

生姜の香りや紅茶の香りを楽しめるため、普通の紅茶とは少し違った気分転換にもなります。

夜|紅茶のカフェインに注意

夜に体が冷えて、

「寝る前に温かい生姜紅茶を飲みたい」

と思う方もいるでしょう。

しかし、一般的な紅茶にはカフェインが含まれています。

カフェインに敏感な方の場合、寝る前に紅茶を飲むことで睡眠へ影響する可能性があります。

冷えが気になるからといって、睡眠を犠牲にしてまでカフェイン入りの紅茶を飲む必要はありません。

夜にジンジャーティーを楽しみたい場合は、デカフェ紅茶などを使うのも選択肢です。

デカフェとカフェインレスの違いはこちらの記事で詳しく解説しています。

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生姜紅茶を飲むときの注意点

生姜も紅茶も身近な食品ですが、

「体によさそうだから、多ければ多いほどいい」

というものではありません。

生姜を大量に入れればいいわけではない

生姜には特徴的な辛味があります。

たくさん入れれば「温め効果も強くなる」と考えてしまうかもしれませんが、必要以上に摂る必要はありません。

人によっては、生姜の辛味や刺激が胃腸に負担となることもあります。

まずは少量から、自分がおいしく飲める範囲で取り入れましょう。

空腹時は刺激を感じる人もいる

紅茶も生姜も、人によっては空腹時に飲むと胃の不快感につながる場合があります。

特に、

「朝起きて何も食べず、濃い紅茶に大量の生姜を入れて飲む」

といった飲み方で胃がムカムカするのであれば、無理して続ける必要はありません。

食後にする、紅茶を薄めにする、生姜の量を減らすなど、自分に合った方法へ調整してください。

紅茶と胃の関係についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

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夜は生姜より「紅茶のカフェイン」にも目を向ける

「生姜は体を温めるから寝る前に飲もう」

と考える場合でも、紅茶をベースにするならカフェインを忘れてはいけません。

睡眠は体調管理にとって重要です。

夜遅くに紅茶を飲むと眠りにくくなる方は、飲む時間を早めるか、デカフェなどへ変更しましょう。

強い冷えや長く続く冷えを生姜紅茶だけで対処しない

冷えの感じ方には個人差があります。

しかし、

  • 以前より急に冷えるようになった
  • 強い冷えが長期間続く
  • 日常生活に支障がある
  • 冷え以外にも気になる症状がある

といった場合は、

「生姜紅茶を飲んでいれば大丈夫」

と考えず、必要に応じて医療機関へ相談してください。

生姜紅茶は、あくまで食品・飲み物として日常生活へ取り入れるものです。


よくある質問

生姜紅茶を飲むと冷え性は治りますか?

生姜紅茶を飲むことで、冷え性そのものが治るとは言えません。

生姜を摂取したあとの皮膚温などを調べた人での研究はありますが、結果は一様ではなく、冷え性の治療効果が確立されているわけではありません。

寒い季節に楽しめる温かい飲み物の一つとして取り入れるのがおすすめです。

生姜は生と加熱、どちらが体を温めますか?

生姜は加熱や乾燥によって、ジンゲロールやショウガオールなどの成分組成が変化します。

しかし、

「生の生姜は体を冷やし、加熱した生姜なら必ず体の芯を温める」

と単純に分けることはできません。

ジンジャーティーとして楽しむのであれば、生・スライス・乾燥生姜・パウダーなどから、味や使いやすさに合わせて選ぶとよいでしょう。

生姜紅茶を毎日飲んでも大丈夫ですか?

食品として適量を楽しむ範囲であれば、日常の飲み物として取り入れられます。

ただし、生姜の刺激や紅茶に含まれるカフェインへの反応には個人差があります。

体調に合わない場合は無理に続けないでください。

生姜パウダーでもジンジャーティーは作れますか?

作れます。

生の生姜を毎回用意する必要がなく、紅茶へ少量加えるだけなので手軽です。

製品によって原材料や辛味の強さが異なるため、原材料表示を確認し、少量から試しましょう。

生姜紅茶は寝る前に飲んでも大丈夫ですか?

生姜そのものだけでなく、ベースとなる紅茶のカフェインを考える必要があります。

カフェインに敏感な方や、寝る前に紅茶を飲むと眠りにくくなる方は、デカフェ紅茶などを利用する方法があります。

紅茶と睡眠について詳しくはこちらも参考にしてください。

▶︎ 寝る前に紅茶を飲んでも大丈夫?カフェインと睡眠への影響を紅茶工場が解説

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生姜紅茶を飲めば基礎代謝は上がりますか?

生姜紅茶を飲むことで、基礎代謝そのものが恒常的に高くなるとは言えません。

生姜についてはエネルギー消費などを調べた研究がありますが、明確な増加が確認されなかった研究もあります。

紅茶に含まれるカフェインについても、一時的なエネルギー消費への影響と、基礎代謝そのものが長期的に高くなることは分けて考える必要があります。


まとめ|生姜紅茶は「冷え性を治す飲み物」ではなく、寒い日に楽しめる温かい一杯

紅茶と生姜は、寒い季節にとても相性のよい組み合わせです。

生姜には、

ジンゲロール類やショウガオール類

などの特徴的な成分が含まれています。

また、加熱や乾燥などによって、生姜に含まれる成分の組成が変化することもわかっています。

人を対象にした研究では、生姜を含む飲料を摂取したあとに手のひらの表面温度の上昇が長く維持されたという報告もあります。

一方で、生姜を摂取しても熱産生やエネルギー消費量などに明確な変化が確認されなかった研究もあります。

そのため、

「生姜紅茶を飲めば体の芯から温まり、冷え性が治る」

とまでは言えません。

また、

「生の生姜は体を冷やすからダメ、加熱した生姜なら必ず体を温める」

と単純に分ける必要もありません。

それでも、

  • 寒い朝
  • 冬の休憩時間
  • 帰宅後
  • 冷えを感じる日

などに、温かい紅茶へ生姜を加えて楽しむことは、寒い季節ならではの紅茶の楽しみ方の一つです。

ストレートのジンジャーティーだけでなく、

生姜+紅茶+ミルク

でジンジャーミルクティーにしたり、

生姜+紅茶+はちみつ

で飲みやすくしたりと、さまざまなアレンジもできます。

大切なのは、

「冷え性に効く一杯」を探して無理に飲み続けることではありません。

生姜の辛味が強すぎれば量を減らす。

夜のカフェインが気になるならデカフェにする。

胃に刺激を感じるなら空腹時を避ける。

そうやって自分の体調や生活スタイルに合わせながら、

寒い季節に無理なく続けられる温かい飲み物の一つとして、ジンジャーティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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この記事の監修

BlenteaLab.(VALUE SALES JAPAN株式会社)

スリランカのグループ会社(工場・茶園運営:VALUE PLANTATION Co.Ltd,)から高品質な茶葉を直接輸入・卸販売する紅茶専門店。
農園での栽培・製茶から日本国内での販売まで一貫して携わる「現場の知識」をベースに、紅茶やハーブの正しく美味しい楽しみ方を発信しています。